主の平和―御霊（みたま）と共に生きる　オズワルド・チェンバーズ著サンプル

神の御霊に出会うとすぐさま私たちはその意味に気づき始めます。それは神に属さないものは一掃されるべきなのだということです。人々は衝撃を受け言うのです。「喜びと平和とをもたらしてくれると思って聖霊を求めたのに、それ以来ずっと酷い目にあっている。」と。しかしそれは主イエスが来られたという印なのです。それこそイエスが「両替商」つまり神殿を自己実現のための商売の家としている者たちを追い出したということなのです。

駆け引き上手でありなさい。賢くありなさい。抜け目のないやり方で和解しなさい、そうすれば全ての事が思い通りになるでしょう。こうした種類の事柄で地上の平和は成り立っています。私たちはこれを「世渡り上手」と呼びます。神の御霊の視点以外のあらゆる点からあざとく見える誘惑にもかかわらずイエスは神の道に従って信仰を守り抜きました。

黙想への問いかけ　イエスは私の人生にどんな混乱をもたらしますか？イエスは何を一掃して捨て去ろうと決意しておられますか？駆け引きにはどの程度の自信がありますか？

引用元『Servant as His Lord（主のしもべとして）』© Discovery House Publishers