主の平和―御霊(みたま)と共に生きる オズワルド・チェンバーズ著サンプル

Oswald Chambers: Peace - Life in the Spirit

30日中 27日

サタンは過ちを犯す罪であると聖書には書かれていません。サタンは過ちそのものなのです。人は過ちを犯す性質を持っているがゆえに、過ちを犯すことに対して責任を負うべきです。人の性質がもつ道徳的な狡猾さで、自分自身の責任であるとはっきり自覚している場合でも、私たちは過ちをサタンのせいにします。しかし罪の本当の咎(とが)は、私たちの誤った性質にあるのです。

人が肉の罪に堕ちるとき、聖霊と同じくらいサタンも憤慨していますが、それは聖霊とは別の理由によります。人が肉の罪に堕ちて人生が混乱したときに別の支配者、つまり救い主を必要としていることをサタンは紛れもなくよく知っているからです。神と人を引き離した状態にして、人が平和と一致し、調和を保つことが出来る限り、サタンはそうするでしょう。(ルカ 11:21-22参照)

黙想への問いかけ 過ちは誰に責任がありますか?私が正直で道徳的な生活を送るならば、サタンは何を得ますか?私が自分自身の努力とは別に、平和が必要だと思えるほどひどく混乱するとき、サタンは何を失いますか?

引用元 『Biblical Psychology(聖書心理学)』© Discovery House Publishers
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この読書プランについて

Oswald Chambers: Peace - Life in the Spirit

『主の平和 御霊(みたま)と共に生きる』は世界で最も親しまれているデボーションの書き手であり『My Utmost for His Highest』(邦題 『いと高き方のもとに』)の著者であるオズワルド・チェンバーズの著作からのクリスチャンとしての気付きに満ちた引用集です。神の安らぎを見つけ、人生における神の平和の重要性についてより深い理解を得ていきましょう。

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この読書プランを提供して下さった、Discovery House Publishers に感謝します。詳細については、こちらのウェブサイトをご参照ください。www.utmost.org