飼い葉桶への旅サンプル

神は人の見ないものを見る
もしイエスが今日この地上に来られたなら、折り目正しい、学識のある、裕福な家庭を成長の場として選び、ごく一部の著名な牧師に選ばれたグループにのみイエスの誕生という栄光ある知らせを発表するでしょうと、多くの人は思うかもしれません。しかしながら実際のクリスマスの物語は、神の計画と私たちの世俗的な価値基準の違いを示しています。現代なら、イエスは低所得者層の地域に住んでいる働き者の機械整備士とウエイトレスの婚約者との間に生まれたかもしれません。そしておそらく、御使(みつかい)たちは溝堀(みぞほり)の仕事を終わらせようと夜遅くまで働く元受刑者の集団に現れたことでしょう。
私たちはマリアとヨセフが社会的に見てエリートと呼ばれる人たちからいかにかけ離れているか、そして羊飼いが当時のユダヤ人の基準に照らし合わせて、どれほど汚れて信用に値しないとみなされていたかを忘れがちです。何事とも比べようのないあの夜、イエスの飼い葉桶の周りに集まった者は皆それぞれに、拒絶と孤立とを経験したことがある人たちでした。しかし彼らは、史上最も神聖な出来事の一つを体験するために神から選ばれた特別な人たちだったのです。たとえ他の誰が気づかなかったとしても、神は彼らの心と彼らの本当の価値をご存じでした。
やってみましょう 友達を集めて、地域のホームレス保護施設で食事を提供しましょう。
この読書プランについて

2000年前の静かな夜のこと、天の御使(みつかい)たちは羊の群れの番をする羊飼いたちに救い主が誕生したという知らせを告げました。知らせを聞いた羊飼いたちは、飼い葉桶の中にいる乳飲み子を捜すために、すべてをおいてベツレヘムへ向かいました。長い年月を経て今なお、この招きは変わることがありません。このクリスマスの季節、チャールズ・スタンレー博士(Dr. Charles Stanley)の読書プランを通して、救い主に近づき、天の父の愛に包まれる安息の時間を持ちませんか。
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