飼い葉桶への旅サンプル
誕生は始まり
クリスマスのメッセージは、乳飲み子がおくるみに包まれて飼い葉桶に寝かされて終わり、ではありません。私たちはこの幼子が誕生した理由を覚えておく必要があります。クリスマスが本当に伝えたいこととは、永遠の存在である神が、御自身が創造したものを救うため人間として地上に来られたということです。おくるみに包まれた幼子がこの地上に来たのにはひとつの目的がありました。それは、死ぬためです。
粗削りの木の飼い葉桶の中で、おくるみから覗いた小さな乳飲み子の手は、後に粗削りの十字架に釘付けされた大工の手そのものでした。その両手は、罪と死とを打ち負かした後、私たちに永遠の命を与えるために御自身の埋葬用の亜麻布を慎重に折り畳んだ、傷跡のついた手でした(ヨハネによる福音書第20章5-7節)。そしてその両手は、私たちの、時に困難な人生において途切れることなく幾度も私たちを助け上げてくれる、愛によって指し向けられるあの手と同じ手です。
このクリスマスの時期、何もかもが駆け足で急いでいるように思えますが、慌ただしさと物質主義とに巻き込まれないようにしましょう。
やってみましょう カード、絵、クラフトなど、何か手作りして、さりげない贈り物として誰かに贈りましょう。
この読書プランについて
2000年前の静かな夜のこと、天の御使(みつかい)たちは羊の群れの番をする羊飼いたちに救い主が誕生したという知らせを告げました。知らせを聞いた羊飼いたちは、飼い葉桶の中にいる乳飲み子を捜すために、すべてをおいてベツレヘムへ向かいました。長い年月を経て今なお、この招きは変わることがありません。このクリスマスの季節、チャールズ・スタンレー博士(Dr. Charles Stanley)の読書プランを通して、救い主に近づき、天の父の愛に包まれる安息の時間を持ちませんか。
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