喜び―主にある強さ　オズワルド・チェンバーズ著サンプル

「笑顔であり続けなさい」という忠告ほど苛立たしいものはありません。なぜなら、これはうわべだけのもので、すぐに消えてしまう輝きであるからです。イエス・キリストが人にしてくださったことの一つは、人工的な輝きではない方法で、人を輝かせることです。イエス・キリストから受ける喜びは、私たちの性質が主ご自身の本質と一つなることの結果によるのです。私たちが注意深く光の中に留まり続けるなら、神の御霊が私たちの内に満ち溢れます。神の強さの中にあるとき、自分が弱いと言う権利は私たちにはありません。

私たちにはこれ以上耐えられません、と神に言う権利はありません。なぜなら、神は、御子にもそうであったように、自らがお選びになったことをなさる自由をお持ちであるからです。ですから、私たちの人生に何が起きようとも、喜びで満たされるのです。

黙想のための問いかけ　私の笑顔は強制されたものか、それとも自然に出てきたものか？私の喜びは希望的観測か、それとも内なる輝きか？私は自らが選択しない状況の中でも神に喜びを与えてもらえると信頼しているか？

引用元『The Place of Help（救いの拠り所）』 © Discovery House Publishers