愛する赤ちゃん―流産や死産を経験したママへのグリーフケア サンプル

Loved Baby: A 7-Day Plan After Pregnancy Loss

7日中 2日

わが家の前庭には、宿年草の野花が一面に広がっています。華やかなピンク、明るいイエロー、鮮やかなオレンジ。可憐(かれん)な花々が風に揺れています。巣箱から出てきたミツバチがその花びらで休み、甘い蜜に浸ります。愛らしい花々は魅力的なだけではありません。ミツバチに命を与え、収穫に貢献しています。野花はのびのびと、根を張ったどこででも育つようにできています。

キリストの姉妹である私たちは、この野花みたいではありませんか?パワーがみなぎっているとき、私たちは誰かに栄養を与え、愛を振りまきます。私たちは魅力的で、輝く存在です。育つことを夢みて、のびのびとした生活を楽しんでいます。でも赤ちゃんを失うと、それが変わってしまいますよね?

親愛なるママへ、あなたはこの一面に咲く野花のようです。明るいあなただったのに、突然大切な赤ちゃんが天国へ旅立ってしまった。それは、あなたのせいではありません。あなたの人生が、この季節に、予期しなかった場所に植えられただけです。今は息をするのも苦しいです。以前の自分ではないように感じたり、見えたりしますよね?自分のこともままならず、まして他の誰かに命を与えるなどムリです。

あなたの根はすっかりダメージを受けました。いつかこの悲しみから抜け出せるだろうか。そう不安に思っていることでしょう。

一緒に支え合いましょう。 悲しみは過ぎ去ります。凍えるような寒い冬を過ごすことになるでしょうが、やがて春がやってきます。わが家の庭に毎年咲く野花のように、あなたも以前の自分から新しい力を得て、新しい根を張り、新しい人生を育みます。新しい自分が、ゆっくりと姿をあらわしはじめるのです。 「どうやって?」 そう思いますよね。苦しみから新たなる力を得て、私たちは新しく造られた者になるのです、と神様はおっしゃっています。

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この読書プランについて

Loved Baby: A 7-Day Plan After Pregnancy Loss

女性の4人に一人が経験する流産や死産。それは複雑で胸が張りさけるような深い悲しみ(グリーフ)です。流産や死産の苦悩から生じる誤った恥、孤独、押しつぶされそうな絶望を通る私たちに、日々のデボーションで著者サラ・フィルポットさん(Sarah Philpott)が温かく寄り添ってくれます。私たちの目はキリストの希望と赤ちゃんが天国にいるという約束に向けられることでしょう。この読書プランはフィルポットさんの著書『Loved Baby: 31 Devotions Helping You Grieve and Cherish Your Child After Pregnancy Loss』(愛する赤ちゃん—流産や死産後の悲しみと子供を大切にする31日のデボーション)を元にしています。

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この読書プランを提供してくださったサラ・フィルポットさん(Sarah Philpott)に感謝します。詳細はこちらをご覧ください。 http://allamericanmom.net