あなたを愛する父なる神サンプル

第15日
天の父、その御性質の核心

「神は罪人を愛される。あぜんとするが、それは本当のことなのだ。神は不快な人物、とても愛することができない（と思われるような）人々をも愛される。……人間の愛は、大切に思う相手の中にある何かをきっかけに湧き上がる。しかし神の愛は無償で、自発的で、きっかけや理由など必要としない。神は、人間を愛すると決めた。だから神は私たち人間を愛されるのだ。」—J. I. パッカー（J. I. Packer） "Knowing God（神について）"より

神は壮大で、深遠な方です。この地上で理解したいと望むすべてのことを得たとしても、神はそれ以上の存在なのです。 ありがたいことに、神は信じられないほど壮大な、ご自身の姿の中から、最も重要で、最も身近な部分を、私たちに明らかにしてくださいました。そして、神が明らかにされた特徴のひとつに、最も信じられないものがあります。

「あわれみあり、恵みあり…いつくしみを千代までも施し…」（出エジプト記 34章6節〜7節）

神は、愛される神なのです。

私たちが求めるすべての核心は、この「愛される神」という御性質に他なりません。神について知る時、そして神を周りの人に知らせる時に直面する、すべての疑問の答えがこの御性質の中に集約されています。

「愛する者たちよ。わたしたちは互に愛し合おうではないか。愛は、神から出たものなのである。すべて愛する者は、神から生れた者であって、神を知っている。愛さない者は、神を知らない。神は愛である。神はそのひとり子を世につかわし、彼によってわたしたちを生きるようにして下さった。それによって、わたしたちに対する神の愛が明らかにされたのである。わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して下さって、わたしたちの罪のためにあがないの供え物として、御子をおつかわしになった。ここに愛がある。」（ヨハネの第一の手紙 4章7節〜10節）

私たち一人一人の心の奥底には、愛されたいという強い思いがあります。この世界の基準の中でも、何かしらの愛を見つけることもあるかもしれません。しかし、私たちが求める真（まこと）の愛は、神の中にしかありません。なぜなら、 神 こそが、私たちが求める愛そのものだからです。

ああ、神さま。あなたが私のためにしてくださったことに十分な感謝をささげられません！ あなたの愛は無条件で、またその愛が尽きることはありません。私が周囲の人々と関わる時に、あなたのその愛が彼らにはっきりと伝わりますように。あなたの愛を知る前の私は人生の迷子でしたが、今、私は見つけ出されたのです！ 私を通してあなたが生きてください。そこにあるあなたの愛によって、人々があなたの元に導かれますように。アーメン