あなたを愛する父なる神サンプル

The Father Loves You By Pete Briscoe

16日中 11日

第11日
賛美に値する方を、賛美する

「聖書における「知る」とは、とても親密なものだ。実際に体験するいう意味が含まれている。単なる頭の中の知識ではなく、大脳が同意する反応でも、筋肉の動きでもない。ヨハネによる福音書8章32節にはこのような言葉がある。『また真理を知るであろう。そして真理は、あなたがたに自由を得させるであろう。』あなたは人生を通して経験し、その経験があなたの「伝記」あなたの「物語」になっていく。そのようにして、あなたの神学はあなたの自伝になる。」—ティム・ハンセル(Tim Hansel) 『Holy Swea』(聖なる汗)より

この学び全体を通して父なる神の、さまざまな側面を見てきました。神が私たちの人生で何をしたいと思っておられるかについて語りました。そして神に対してどのような言動を取ることを求められているかということを考えてきました。このようなことを頭の中で考えるのはとても大切なことですが……

でも、話はここで終わりません。

こうしたことを頭の中で知ること(神に「ついて」知ること)は大切ですが、それ以上の学びがなかったら、それは何と悲しいことでしょう! 神から啓示があると、神の導きに敏感な人の心には応答が生まれます。モーセが神からの啓示を受け取った時、そこで理解した神を元に、自分が何者であるかその真の姿を見たのです。その時、どのように応えたでしょう?

「モーセは急ぎ地に伏して拝し」(出エジプト記 34章8節)

人間である自分に対し、 「神が賛美に値する方である」という事実を、モーセは見たのです。

モーセは全身全霊で、神を賛美しました。 そこにあったのは単なる知識としての理解ではなく、全方向で神を経験することでした。モーセは、神を個人的に知ったのです。神を個人的に知ると、自分のいるべき場所、そして神のいるべき場所がわかり、自分、そして神をそこに置くようになります。それだけではなく、心が変えられ、私たちを造ってくださった創造主との霊的な関係がさらに親しい交わりとなるのです。

モーセがこのように神をたたえたあと、父である神ご自身のことを、モーセを通して啓示し始めます。モーセは自分が神の子どもであることを理解しました。 そして神の栄光という真理に向けた歩みが始まったのです。

天の父なる神よ。あなたのことを知る機会が与えられるたびに、頭でわかっていることを、心に移せるように助けてください。あなたについて知ったことを「リアル」にしてください。毎日、あなたをしっかりと経験したいのです!あなたを愛しています。あなたは私の賛美のすべてに値する方です!アーメン

10 12

この読書プランについて

The Father Loves You By Pete Briscoe

神があなたの父親であり、あなたは神の子どもですと、幼い頃から教えられてきました。しかし、神を父親と捉えるのはそう簡単なことではありません。望んでも地上における、実の父親からの愛を受けられなかった生い立ちであれば、特にそうでしょう。すべての人間が渇望している愛。その愛を満たしてくださる神。この16日間の読書プランの中で、著者のピート・ブリスコー(Pete Briscoe)は、私たちにとって、神がすばらしく完全な父親であることを示す聖句を引用しながら、そのような愛の神へと案内してくれます。

More

この読書プランを提供してくださったピート・ブリスコー(Pete Briscoe)氏に感謝します。詳細については次のウェブサイトを参照してください。 http://petebriscoe.org/