正しい目的

サムエル記第一17章26節にこうあります。「ダビデは、ほんとうの話かどうか、そばにいる人たちに確かめようと尋ねました。『あのペリシテ人を倒して、イスラエルへの悪口雑言をやめさせた者には、何をしていただけるのでしょうか。全く、生ける神様の軍をなぶりものにするなんて！いったい、あの、神様を知らないペリシテ人は何者ですか。』」

なんと素晴らしい聖書箇所でしょう！ダビデが 「私には信仰がある 」と言えたのは、自分には正しい目的があると理解していたからです。ダビデは憤慨し、情熱を燃やし、ペリシテ人に立ち向かい、打ち負かす決意をしました。私たちは、そのように生きられるでしょうか？ここで言いたいのは、人に対してそのような話し方をするということではなく、霊的な敵に立ち向かう、ということです。 ダビデはこのような霊を持っていたからこそ、「私には信仰がある」と言うことができたのです。

この世で最も偉大な出来事、イエス・キリストの誕生をお祝いするのがクリスマスです。イエスは処女から生まれました。それは不可能なことですが、不可能な状況に神さまが働き、動くというキリスト教の本質を常に私たちに思い出させたかったのでしょう。これこそ、私たちの信仰ですから。

ダビデは、自分には正しい目的があることを理解していました。そして、私たちにはこの世で最も偉大な目的があることを思い出してほしいのです。神さまの計画がこの地上で達成されることを見ることは、正しい目的です。私たちは、そのことに確信を持ち、心を動かされ、情熱を持つべきなのです。それを理解することで、私たちは「私には信仰があります」と言うことができるようになるでしょう。

祈り：

全能の神さま、神さまと人類の間に和解をもたらすためにイエスを遣わしてくださり、そして私をイエスのことを伝えるものとして遣わしてくださり、感謝します。あなたから遠く離れている人々が、あなたの自由といのちを知るようになり、あなたの目的に満たされますように。ダビデのように、霊的な問題に直面しても、自分には戦うべき正しい目的があるということを理解し、情熱と決意を持つことができるように助けてください。

イエスの御名によって、
アーメン