大丈夫じゃない！サンプル

よくできた、面白いなぞなぞを知っていますか？難しいなぞなぞが解けると、自分に自信が付きますよね。すべてのエネルギーを使って「答えは何だろう？」と考えるのは楽しいことですが、その作業には緊張が伴います。私たちの行動や人生において、やる気をもたらすものはたくさんあります。正しい動機を持つことができれば、ほとんどのことは実現可能なのではないでしょうか。

今日の聖書箇所では、ヘロデとして知られる王様の話を読みました。自分自身の力を証明したい、自分の立場を守りたい、と考える彼のやる気や動機は、すべて間違っています。ですから、人を傷つけるひどいことをしてほしいと頼まれた時でも、彼はその間違った動機のために、悪行に走ったのです。このような時、ヘロデに必要だったのは、人間としての品位です。ヘロデは、個人的にはヨハネを気に入っており、牢獄（ろうごく）に入った彼を慰問したりもしていました。しかし、公の場で周囲の人に弱い人間だと思われたくがなかった彼は、ヨハネを思うことよりも、自分の権力を見せつけることを選んだのです。どのような状況においても正しいことをするためには、ヘロデには助けが必要でした。

正しい行いをすることが難しい時もあります。しかしそれがどんなに難しくても、あらゆる場面において高潔であること、正しい行いをすることを、神は私たちに求めておられます。あなたが難しい状況に置かれた時はいつでも、正しいことをし、高潔な人生を送るために必要な力を与えてくださるよう、神を見上げてください。難しい決断を下す中で、ストレスを感じることもあるでしょう。でもその時、正しいことをするのは難しいけれど、それをやるだけの価値はあることを、神が思い出させてくれるに違いありません。