大丈夫じゃない！サンプル

ストレスとは何でしょう？あなたはその正体を知っていますか？「最近、ストレスがたまってる？」という意味合いではなく、そこから一歩進んで、「ストレスがたまっている時に、あなたに どんなことが起きているか 」分かっていますか？私たちの体には、神によって組み込まれた、驚くべき応答システムのハード回路があります。このシステムは、人間に安全を感じさせ続けるものです。ストレスが起きるとそれに反応してスイッチが入り、その状況が収まるまで働くもので、例えばストレスを感じて心拍数が上がると、事態の収拾に向けて、呼吸のスピードを変えたりするのです。

伝道旅行中、イエスは、自分のストレスを何とかしたいともがいていた女性に会いました。長血を患うその女性は、自分の病のせいで、建設的な社会活動を営むことができないでいたのです。彼女は身体的、精神的、感情的なストレスを抱えながらも、イエスのところに行きました。リスクを冒してイエスに近づいた彼女がその衣の裾に触れた途端、彼女はいやされたのです。

私たちがストレスを感じる瞬間においても、ただイエスの前に進み出て、何かが良くなってくれる――あるいは、良くならなくても何かが変わってくれる――ことを望むことしかできない時があります。現状からの変化を必死に願いつつ、神が自分と共にいてくれるという確信を持ちたいと望むことがあります。この女性に備わっていた現状にあらがう力、忍耐力、そして希望を神に求める姿から、私たちは多くのことを学べます。どんな人にも、ストレスや不安に襲われる時が必ず来ます。学校、人間関係、そして世界中で起きている様々なことに対してどのように希望を見いだしていくか。そのような状況に、私たちは計画的に備えなければなりません。感謝なことに、この長血の女の話のように、あなたが大丈夫じゃない時にも、イエスが希望を与えてくれる ことを思い出させてくれる話が、聖書にはたくさんあるのです。