大丈夫じゃない！サンプル

ストレスや心配ごとを何とかしようと努力している時、まるでボーリングのピンでジャグリングしているように感じませんか？ピンが２本か３本だけならば問題なくこなせます。大丈夫。できる、できる！ところが、ジャグリングをしながらピンが4本、5本と増えると、それはずっと難しくなり、6本、7本になった頃には「無理、論外！」となります。

人間には、限界があります。 人が一度に対応できるストレスの内容や量は、おおよそ決まっています。そして、ストレス量が限界を迎えると、中身が重すぎる段ボール箱の底が抜けるように、自分はボロボロに壊れてしまったと感じるのです。

このような状況になった時に最初に思い出してほしいのは、自分を責めないということ。人生にストレスはつきものです。ストレスでいっぱいになったからと言って、あなたが悪いわけでも、あなたが弱い人間というわけでもありません。私たちはみんな、休みが必要なのです。私たちはみんな、助けを必要としているのです。

もっと重要なのは、私たちがストレスや心配を抱える時に、神が安全な避難所を用意してくださっていることを思い出すことです。あなたが直面している問題が何であれ、「望みは絶たれた！」と思うことがあるでしょう。でも、希望に関して、神には限界はありません。すべてのエネルギーを使い果たしたとあなたが思っても、神をしっかりとあなたを守ってくださっています。

詩篇の作者は「神を見上げる」ことについて、たくさん書いています。これは、自分が抱えているすべての問題に対して、自分自身の力を見て解決しようとすることを止め、困難の中で正しい道に導いてくださる方（神）を見る決意をしたという、彼らの決意表明なのです。