賛美を住まいとされる主 ─ 真の礼拝者として生きるサンプル
御霊の油注ぎが増し加えられる
賛美を通して聖霊に満たされ、私たちの油注ぎが増し加えられます。それによって、私たちは肉の思い、罪の奴隷から解放され、御霊にある自由に移され、力を受けることができるのです(コリント人への第二の手紙 3:16-18)。
「今は朝の九時であるから、この人たちは、あなたがたが思っているように、酒に酔っているのではない。そうではなく、これは預言者ヨエルが預言していたことに他ならないのである。すなわち、『神がこう仰せになる。終りの時には、わたしの霊をすべての人に注ごう。そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、若者たちは幻を見、老人たちは夢を見るであろう。その時には、わたしの男女の僕たちにもわたしの霊を注ごう。そして彼らも預言をするであろう。』」(使徒行伝 2:15-18 口語訳)
使徒や弟子、また信じる者たちが聖霊の満たしを受け、油が増し加えられたとき、ヨエル書で示されたように彼らは幻の中で主に導かれたり、預言をしたり、また多くの人の病を癒し、力強く福音を語るようになりました。
ローマ8章には御霊に導かれるものは誰でも神の子どもであり、また、キリストとの共同相続人であり、圧倒的な勝利者であると書かれています。
聖霊の満たしを受ける前の弟子たちは、まだ十分に霊的な理解力もなく、預言や賜物を活かせるような力はありませんでした。しかし、ペンテコステを境に彼らはイエス様が言われたように奇跡やしるしを数々と起こしていくことができました。
今でも使徒の働きの時代のように、私たちが賛美の中で主に自分を明け渡し、聖霊の満たしを求めるときに、力を受けるのです。
これらの聖書箇所からいくつかを学ぶことができます。
弟子たちも聖霊の満たしを受けた後、力を受けた
ペンテコステを経験した弟子たちはイエス様がされた以上の明らかな癒しと解放の働きを通して、人々に主の力と栄光を顕し、福音を延べ伝えることができました。
神の霊が注がれるとき、人知を超えたことが起こる
弟子たちが想像もしなかった大きな業が次々と起こされていきました。
聖霊を通して、直接主が幻を見せ、預言を与えてくださる
常に彼らのリーダーであり、教師は聖霊でした。そしていつも聖霊に相談することで道が示され、預言の言葉通り、沢山の不思議な業が起こされていきました。
私たちは聖霊の力なしで、主の働きをすることができません。それはすべて聖霊の働きだからです。誰も聖霊によらなければ、イエスを主であると告白することができないように、私たちの肉の力では霊的な働きはできません。聖霊が毎日私たちを満たし、私たちから活ける水の川があふれ流れ出るように求めて賛美していきましょう。
今日の聖書箇所をもう一度読んで、以下のことを是非実践してください。また、受け取ったことを、できれば誰かと共有してください。
- 聖霊の満たしを求めて賛美する
- 奇跡としるしが伴うことを心に描いて賛美する
- 賛美の中で個人的な啓示が与えられるように求めていきましょう。
この読書プランについて
賛美は、ただ楽器を演奏し、歌を歌うことだけではありません。私たちが霊とまことによって主を礼拝する時、天が開き、賛美の中に住まわれる主に出会います。主との親しい交わりの中で、真の礼拝者としての心を受け取り、主に触れられて、私たちは永遠に変えられるのです。賛美はまた、霊的な領域に大きな影響を及ぼします。私たちが主を礼拝する時、御国の現実がこの地上に降りてくるのです。9日間のプランで、真の礼拝者としての生き方を見ていきましょう。
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