いつまでもつづく、愛サンプル
カップルが婚約したら周りの人が最初に知りたい見たいと思うものの一つに、指輪があります。約束と愛情のシンボル、すなわち、愛の象徴です。大抵、贈る側(がわ)にとって大きな負担となって、友達に映画に誘われても断ったり、便利なお総菜や、店での衝動買いを我慢したりといった犠牲を、数か月間にわたって強いられるでしょう。この犠牲は楽なものではありませんが、プロポーズの瞬間、答えがYESだったとしたら、それだけの価値があるものです。
イエスが裏切りにあう前の晩、ある女性がイエスが訪ねていた家にやって来ました。香油が入った石膏(せっこう)のつぼを持って来たのです。しかし、彼女はつぼをテーブルに飾るのではなく、思いがけない行動に出ました。香油をすべてイエスの足に注いだのです。
腹を立てた弟子たちは「なんのためにこんなむだ使をするのか。それを高く売って、貧しい人たちに施すことができたのに」と憤って言いました。弟子たちは間違ったことは言っていません。しかし、その女性は他の誰でもないイエスのために、イエスに愛を示すために、犠牲などお構いなしに香油を持って来たのです。
あなたはどうでしょうか?どのような形で犠牲を伴う愛を経験しましたか?どうやって犠牲をささげましたか?
マタイによる福音書26章6~19節をもう一度読みましょう。この時期、神はあなたに何を語り掛けておられますか?
(訳注 今日の聖書箇所のリンクはマタイによる福音書 16章6~19節ですがこれは26章6~19節のミステイクです。読書プランを完了するために両方の聖書箇所を読んでください。)
この読書プランについて
十字架に至る数日間、イエスは何を考え、何を感じていたのでしょうか。想像するのは難しいですが、ひとつ明らかなのは、神のいつくしみと誠実な愛に対する信頼と確信です。この受難週は、福音書の旅に出て、イエスとともに歩み、神に素朴な疑問を投げかけ、そして神の大きな愛と出会ってみましょう。
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