イエスが話された物語サンプル

イエスが話された物語

29日中 17日

放蕩(ほうとう)とは

「それから幾日もたたないうちに、弟は自分のものを全部とりまとめて遠い所へ行き、そこで放蕩に身を持ちくずして財産を使い果した」(ルカの福音書 15章13節)。

11と12節は信じられない内容かもしれませんが、13節はどこにでもありそうな話です。テレビの実録番組で取り上げられるような内容です。急に若い男が大金を手にしたら、もちろん落ちぶれた生活を送ることになるでしょう。努力せず大金を手にした成金は、人から尊敬されません。今の世の中では、お金はあっという間にギャンブルや遊びで使い果たされてしまいます。お金のあるところに人は群がるからです。

「何もかも浪費してしまったのち、その地方にひどいききんがあったので、彼は食べることにも窮しはじめた。そこで、その地方のある住民のところに行って身を寄せたところが、その人は彼を畑にやって豚を飼わせた。彼は、豚の食べるいなご豆で腹を満たしたいと思うほどであったが、何もくれる人はなかった」(ルカの福音書 15章14-16節)。

罪はいつでも悪い結果を招きます。悪魔はつかの間の興奮を味わわせますが、それは中身のない虚しいものです。そしてお金はすぐに底をつき、憂鬱さが押し寄せるのです。金の切れ目が縁の切れ目というように、友達だと思っていた人たちはあっという間に周りから消えてしまいます。

あなたの知り合いに、こんな人生を送っている人はいませんか。
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この読書プランについて

イエスが話された物語

イエスはしばしば、「たとえ」を使って話されました。この小冊子では、イエスが話された4つの有名なたとえ話を分かりやすく紹介します。

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