子育てについて聖書から学ぶ7つのことサンプル

2010年6月のこと、妻と私は一人目の子供を授かろうとしていました。父と三人で夕食を取っていたので知恵をいくつか分けてもらうことにしました。父に何十年もの子育ての中で得た一番大切なコツは何かと尋ねました。

父は1分ほど考えてから、忘れられないたとえを教えてくれました。父は、「子育てとは秤のようなものだった」と言いました。「脱衣所にあるような体重を量るものではなくて、正義のシンボルとしてよく見かける、あの秤だよ。片方には愛が、もう片方にはしつけがのっている。どちらか一方をとりすぎ、もう片方をとらずにいると、子供にはよくないんだ」。 

父は説明を続けました。「愛を示せば示すほど、子供はしつけを受け入れてくれるようになる。そして、しつけを多くするなら、その分どれだけ愛しているかを示してあげる必要もある。しつけをせずに愛しすぎると、甘やかされてだめになってしまうし、愛さずしつけすぎてしまうと、感情がとても傷つけられて離れていってしまうだろう」。

その夜以来、しつけと愛の関係について幾度となく考えてきました。親というものは、子供をしつけるとき、たびたび後ろめたく感じるものだろうと思います。楽しくできることでは決してありませんね。しつけは、大変である一方で、良いことでもあります。ですから、みなさんからの愛や心配が伝わるように、ちょうどよい程度のしつけをすることをおすすめします。

わが子を愛して、しつけなければいけないのとちょうど同じように、天のお父さまも、自身の子供たちを愛して、しつけてくださいます。あなたがキリストを主、救い主と受け入れたなら、神様はあなたのお父さんです。あなたは神様の家族にいれてもらっているのです。

Brad Belyeu
YouVersion Engineer