イマドキの恋愛とか、交際とかサンプル

Dating In The Modern Age

7日中 6日

 

交際の原則(前編)

交際の原則については、何よりもまず第一に、「万物をつかさどる神をその過程に招き入れる」必要があります。神がどのような方であるのかという真理が、皆さんの考え方や行動に与える影響を受け入れましょう。祈ることによって、僕たちは一人でいることの恐怖から解放され、そして自分の基準を崩さないでいられます。強く、愛に満ちた神が皆さんを良い方向に導いてくださっていると知っているからこそ、リラックスして、どんな瞬間でも楽しむことができると思います。神との明確なつながりがあるとき、他の人のことを神の形に造られた尊い被造物とみなすことができます。消費するためのものではなく、尊重すべきものであることを理解できるのです。

交際では、その二つ目の原則を守ることから、尊重することが始まります。それは「相手に明確に伝える」ということです。エペソ人への手紙4章15節においてパウロは、イエスの民の特徴は「愛にあって真理を『語る』」ことだと述べています。箴言24章26節では、正しい答をする者は、くちびるに、口づけするのであると宣言しています。誰かに真実を伝えることは尊敬と愛のしるしです。ですから、自分が何を考えているのか、どのように感じているのか、何をしたいのかを丁寧に相手に伝える勇気を持ちましょう。

交際しているときは、自分の意図を明確にしておきましょう。皆さんがその経験についてどのように感じているか、相手に伝えましょう。次はどうなるんだろうと相手を疑問に思わせたままにしておいてはいけません。曖昧さは心地の悪いものです。それから、交際のプロセスがどのように終わる可能性があるかということについても明確にしておきましょう。いつでも、物事に対してどれくらい心地が良いかという程度を共有し、どちらかが不快に感じた時は、お互いにプレッシャーをかけることなく辞めるのをためらわないようにしましょう。そこには明確な出口があるはずです。皆さんが他の人に対して明確であれば、その人たちに安らぎを与えることになり、また自分に正直にふるまうことができるのです。

イエスの信徒は、ウソをつく必要はありません。人生は短いのです。人の感情をもてあそぶ時間はありません。本当に思っていることだけを言いましょう。プロセスを明確にするのです。

交際の三つ目の原則は、「キリストを信じる者同士」であるべきだということです。聖書は、イエスを信じている人が、同じくイエスを信じている人と付き合う(結婚する)ことを明確にしています。信仰していない人は愛するべきではありますが、恋愛関係を広げるべきではありません。イエスを信じるものとして、交際は他の信徒との共同体の一部であり、聖約の関係です。神は交際を「立場」として認めてはいません。皆さんはキリストにあって兄弟姉妹であるか、夫婦であるかのどちらかです。中間の領域はありません。ですから、これを混同してはならないのです。

同じように、聖書は性的に許されることについて厳しい境界線を引いています。結婚生活では、多くのことが許されています。独身では、何も許されていません。また、交際関係においても、「何も」許されていません。真実の愛は、体に接触することを求めませんし、同時に感情や経済面での面倒を見る責任を負うこともありません。ですから、あなたがた二人が神の御前で結婚するまでは、あなたがたはまだ二人です。別々の存在なのです。

皆さんは、自分の人生については神の御前で責任を負うことになります。ですから、交際は、相手についての確かな結論につながる評価の季節としてください。誰かと付き合うことによって、皆さんが良い相互関係を結べているかどうかを判断しましょう。

考えてみよう

あなたはどうやって神を交際関係の中に招き入れていますか?誰かと付き合う前に、まずそのプロセスに神を招くことが大切なのはどうしてでしょうか?

付き合いたい人に自分の意思を適切に伝えるには、どのような方法があるでしょうか?どんなふうにその人を扱えば、その人を尊重することができるでしょうか?

神は人間関係にどのような境界線を設けておられますか?もしあなたがこの境界線を越えてしまったら、どうやって元の軌道に戻ることができるでしょうか?

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この読書プランについて

Dating In The Modern Age

恋愛とか、交際とか……そうしたことばを聞いて、不安な気持ちになりますか?それともわくわくした気持ちになるでしょうか?テクノロジーによるコミュニケーション方法の発達により、交際は以前にもましてより複雑で、ややこしく、思い通りにいかないものになってきているようです。この7日間の読書プランでは、独身、交際、婚約、結婚に触れていきます。人生のこの季節における神の目的を、ベン・スチュアート氏(Ben Stuart)と一緒に紐解いていきましょう。そして、どんな人と付き合うか、どんなお付き合いをしていくか、導いてくれる原則を学びましょう。スチュアート氏はワシントンDCにあるパッションシティ教会(Passion City Church)の牧師であり、テキサスA&M大学のキャンパスで毎週何千人もの大学生が参加する聖書研究会「ブレークアウェイ・ミニストリー(Breakaway Ministries)」の元事務局長でもあります。

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このプランを提供してくださったベン・スチュアート氏に感謝します。詳細については、次のサイトをご参照ください。 https://www.thatrelationshipbook.com