イマドキの恋愛とか、交際とかサンプル

Dating In The Modern Age

7日中 4日

 

誰と交際するか

交際における大きな危険性の一つは、「仲間」というよりも「消費者」という意識をもつ傾向があるということです。どんな人と付き合いたいですか?と質問すると、人々は特徴を列挙しはじめます。「背が高いけど、高すぎるわけでもなくて。感受性が豊かだけど、強くて。自分に自信があって、でも気が使えて。かっこいいけど面白い。それで、ちゃんと収入もあって、良い仕事についてる人。」

特徴を列挙することから始めるのが良くないのは、おそらく誰も満たせないような理想像を作りあげることになってしまうからです。自分がいちばん良いと思うものを手に入れるために、要求に合うように注文しようとしているのです。恋愛では、皆さんは愛する「人」を見つけようとしているのであって、消費する「商品」を探しているのではありません。ですから、皆さんの選択プロセスは、外見や魅力、富などの一過性の特徴に根ざしたものではないはずです。これらの特徴は、時間とともに消え去って行ってしまいますから(箴言31章30節参照)。もし皆さんの結婚が表面的な特徴の上だけに成り立っているようなものなら、長続きする望みはないでしょう。

交際では、皆さんは自分が良いと思った人間の部品からロボットを作っているのではありません。というよりも、皆さんは自分の人生を用いて、神の栄光のために相手を高めようとしているのです。なので、皆さんが結婚しようとする相手は、皆さんが提供するもの以外のところに「愛」と「道徳」の基準点を持っていなければいけません。皆さんが最も弱っているような時にも結婚生活が続いていくように、です。皆さんに必要なのは、皆さんに対する誠実さが状況の変化に左右されない人です。

さて、では皆さんは最初のデートで相手に関するこのようなことがすべて分かるでしょうか?もちろん、そんなことはないですよね!小一時間の会話でウソの自分を演じることなんて、誰にでもできることです。でも、皆さんが見つけたいのは、美しい理由のために美しいことをしようと「頑張っている」人でしょう。皆さんは、自分と同じレベルで主を積極的に追い求めている人を望んでいますね。一緒に祭壇に立って、お互い正直であることを疑うことなく、お互いに誠実であり続けることを約束したいのです。

皆さんは、神に信仰深いだけでなく、皆さんにぴったりの人と一緒に時間を過ごしたいと思っているでしょう。相手との関係では、神に対する個人的な信念や信条が「とても大切」です。三位一体の神の存在、罪の現実、キリストの身代わりの死、信仰の恵みによる救いなど、曲げることのできない重要な神学的問題があると思います。こういった問題以外にも、皆さんが意見を異にし、一緒に取り組んでいく大切な問いがあります。すべての問題に固執する必要はありませんが、皆さんにとって最も大切な問題については意見を一致させておくということを、僕は注意しておきたいのです。

社会的に調和できることは大切です。皆さんの結婚生活の大半は、セックスをするのではなく、一緒に過ごすことになります。自分のパートナーのことを興味深いと思えると良いと思います。人生とキャリアの目標は、両立できる方向を目指している必要があります。多少妥協することは必要です。しかし、妥協しすぎると、人生の使命を果たすことができなくなって、お互いに不満を抱えてしまうかもしれません。

聖書は肉体的な魅力に価値があることを認めています(雅歌を読んでみてください)。それは人間関係を築いていく上で重要な要素ではありますが、誰かと一緒にいるべきかどうかを決めるものではありません。なぜなら絶対に、僕たちは皆年をとり、外見的な美しさや健康は衰えていくからです。ですから、賢く考えましょう!この問題については結婚する前によく考える方がずっと簡単です。これらの事柄についてよく考えることで、その関係が神によって定められたものなのか、判断することができると思います。

考えてみよう

誰と付き合うかを考えるとき、相手に何を求めますか?

誰と付き合うかを決めるとき、決め手となるのは何でしょうか?どんなことなら妥協したり、犠牲にしても良いと思っていますか?

付き合いたいと思っている相手が、同じ目標に向かって頑張っているかどうかを、どうやって判断しますか?この判断を優先することができなくなる要素として、どんな落とし穴が考えられるでしょう?

3 5

この読書プランについて

Dating In The Modern Age

恋愛とか、交際とか……そうしたことばを聞いて、不安な気持ちになりますか?それともわくわくした気持ちになるでしょうか?テクノロジーによるコミュニケーション方法の発達により、交際は以前にもましてより複雑で、ややこしく、思い通りにいかないものになってきているようです。この7日間の読書プランでは、独身、交際、婚約、結婚に触れていきます。人生のこの季節における神の目的を、ベン・スチュアート氏(Ben Stuart)と一緒に紐解いていきましょう。そして、どんな人と付き合うか、どんなお付き合いをしていくか、導いてくれる原則を学びましょう。スチュアート氏はワシントンDCにあるパッションシティ教会(Passion City Church)の牧師であり、テキサスA&M大学のキャンパスで毎週何千人もの大学生が参加する聖書研究会「ブレークアウェイ・ミニストリー(Breakaway Ministries)」の元事務局長でもあります。

More

このプランを提供してくださったベン・スチュアート氏に感謝します。詳細については、次のサイトをご参照ください。 https://www.thatrelationshipbook.com