大丈夫じゃない！サンプル

数年前のことですが、研究者たちが、英語の中で最も難しい言葉をリストにしたことがありました。その中にあった言葉を、いくつか見てみましょう。まずは、狭くて細い土地を表わす isthmus（峡部）。こんなの知ってるよ！と思われますか？では、 sesquipedalian はどうでしょう？信じられないかもしれませんが、これは「長々しい言葉を使うこと」という意味です。

しかし、英語の中で圧倒的に難しい言葉のひとつに数えられる言葉が、このリストに入りませんでした。その言葉の発音は、決して難しくはありません。でも、口にするのが難しいのです。その言葉とは sorry （ごめんなさい）です。

「ごめんなさい」とは、他者に対し、あなたの失敗を認めるという意味です。自分の言動で誰かを傷つけたことを認め、「その結果崩れてしまったものを正しい形に戻したいと思っています」という意味です。ごめんなさいと言うことは、思いをさらけ出して臨む、大切な作業です。ヤコブは 互いに罪を告白する ことの重要性を説き、最も厳しい状況においても、お互いに正直になることの大切さを教えています。

争いや衝突の結果、「拒絶された」と感じる人が出てしまったら、できるだけ早く、あなたはその状況を改善しなければなりません。そのためには、ごめんなさい、と言うこと。それは決して簡単なことではありません。私たちが間違いを犯した時に罪を告白するのは、なぜそんなに大切なのでしょう？聖書はそのことをシンプルに語っています。それは、ごめんなさいと言うことが、いやしのプロセスの始まりだからです。ですから、きつい言葉は忘れて、傷ついた心や人間関係のいやしのプロセスを始めようではありませんか。