祈りが優先

マタイによる福音書 9章37～38節 そして弟子たちに言われた、

「収穫は多いが、働き人が少ない。 だから、収穫の主に願って、その収穫のために働き人を送り出すようにしてもらいなさい。」（JA1955、強調付加）

ギリシャ語で「送り出す」という言葉は「推進する」という意味です。"Propel Women"（訳注 女性推進。女性のためのキリスト教ミニストリー団体）はこの聖句に基づいて設立されました。私たちが祈りに火をともすとき、イエスの命じたとおりに行うのです。収穫の主に、働き手を送り出してもらうように祈ります。 —— つまり、収穫の主に祈り、収穫のために働き手を送り、私たちを駆り立てるのです。収穫は多いのです。神の国が前身するチャンスは今この時にあります。それを実現するカギは何でしょうか？ 祈りです！

祈りは、シンプルに神と話すことを意味します。心の中での会話でも、声に出しての会話でもよいのです。一人で行うこともあれば、グループで行うこともあります。地に足をしっかりとつけて行われることもあれば、空中何百メートルも上で行われることもあります。そしてすばらしいことに私たちが祈ると、神は聞き、語りかけ、応答してくださるのです。

万物の神は、あなたの声を聞くことを「願われて」います。神は単に対話を始めるだけではなく、祈りで神に話しかけるよう私たちを「招いて」くださいましたが、また同時に神がこの世でなされている御業（みわざ）に私たちの祈りを「一致」させてくださるのです。

どこにいようと、どんな経歴を持っていても、あなたの持つ影響力に関係なく、社会の中で、専業主婦として、CEOとして、医者、教師、学生、弁護士、またはアーティストとしてなのか、祈りは神の働きとあなたのこの世での働きが交わる最も大切な場所です。祈るとき、神は山々を動かし、地を揺るがし、まだ神を知らない多くの人々に豊かな収穫がなされることを約束しています。神は私たちのささやかな祈りが、永遠で、御国ほどの違いを生むようにしてくださったのです。神は神の力と私たちの祈りによって世界を変えておられます。

祈り

主よ、どうかこの年が、あなたの力で人々をあなたのもとに導く年になりますように。マタイによる福音書 9章37～38節のみ言葉に従って、収穫に駆り立てられる働き手がかつてないほど多くなりますように。あなたの栄光と、この地でのあなたのみ国の前進のために、これからの日が大いなる収穫によって彩られますように。そして今、私はその一部となることを約束します。アーメン