祈りの力ー21日間 アンガス・バカン著サンプル

21 Days On The Power Of Prayer By Angus Buchan

21日中 18日

「祈り始めると、神が働く」

人が祈ると、神が働いてくださる。祈るとき毎朝、祈りの小部屋へ入ってみよう。わかるだろうか、祈りとはまさにイエスと話すことなのだ。

ハドソン・テイラー(James Hudson Taylor)は中国奥地宣教団(the China Inland Mission)を創設した人物だが、あまり良い説教者ではなかったと言われている。中国から一時帰国したときに有名になった。中国を震え上がらせさせた英国人の取材にやってきた新聞記者は、テイラーの所属する聖書研究会に出席してみた。しかしテイラーの印象はあまり良くなかった。がっかりした記者は、テイラーとその働きにつてどうしたら面白い記事が書けるのだろうかと悩んだ。

夕方になって聖書研究会では祈りが始まった。そのとき流れが変わった。テイラーのように神に語りかける人を今まで聞いたことがないとその記者は報告した。そしてテイラーがいかにキリスト教の信仰のある偉大な人物であるかが分かったと言った。つまりテイラーは祈りの人だったのだ。今日、あなたにこう言いたい。祈り始めよう。そうすれば神の働きが見えてくるだろう。

<祈り> 全能なる神様、あなたはすばらしい祈りの賜物を私に与えられました。祈りを生活に織り込めるように助けてください。あなたが私の心と人生に働いて、祈りへの情熱と思いを与えてくれますように。アーメン

翻案元『Peace in His Presence(主の臨在にある平安)』アンガス・バカン(Angus Buchan)著© Christian Art Publishers
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この読書プランについて

21 Days On The Power Of Prayer By Angus Buchan

の21日間の読書プランは祈りに関するデボーションを集めたもので、神とより深い交わりを持つのに役立つでしょう。各日課は聖書の一節、祈りの黙想、そして祈りで締めくくる構成になっています。デボーションの内容はアンガス・バカン(Angus Buchan)著による「Peace in His Presence」(主の臨在にある平安)と「The Bible with Grassroots Reflections」(聖書―原点にかえって黙想)から翻案されました。

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この読書プランをご提供くださったアンガス・バカン (Angus Buchan)と Christian Art Publishersの皆さまに感謝申し上げます。詳細につきましては、こちらのウェブサイトをご参照ください。 http://www.cumbooks.co.za/