あふれ出す聖霊とともに生きるために―21日間の旅路サンプル
ゆるさないということ
ゆるさないことは恐ろしいことです。精神的にも、感情的にも、肉体的にも破滅を引き起こします。奪うだけ奪って、見返りは何もありません。さらに、私たちが神からゆるされるには、私たちがほかの人をゆるすことが条件であることが聖書からわかります。文字通り、永遠の天国と地獄は、私たちがゆるすつもりがあるかないかという天びんにかかっています。自分の魂の運命は、互いをゆるすか、ゆるさないかの決断にかかっているのです。
マタイによる福音書6章14節~15節は、この原則をはっきりと示しています。もしも、あなたが、あやまちを犯した兄弟姉妹をゆるすならば、神もあなたをゆるしてくださいます。しかし、もし人をゆるさないならば、神もあなたがたのあやまちをゆるしてくださらないのです。
さらに、エペソ人への手紙4章32節では、神がキリストにあってあなたがたをゆるして下さったように、あなたがたも互にゆるし合いなさいと書いてあります。兄弟姉妹に対してあわれみの心を持たなければなりません。あわれみの心を持たずにはいられないですよね。以前私たちは神が示してくださったゆるしをあずかるに値しない者だったのです。他の誰かが私たちのゆるしに値しないなどと、どうして言えるのでしょうか。
人をゆるすのは相手のためではないということを理解してください。 自分自身のためにゆるすのです。もし人をゆるさなくても、そのことで相手の人が束縛されるわけではありません。ゆるさないことで自分自身が束縛されてしまうのです。人をゆるすとき私たちは自由になります。今日祈るとき、束縛の鎖は相手からではなく、自分から外れるのです。たとえ、相手が私たちをゆるさないとしても、それは重要ではありません。自由を得るのは私たちです。そして神との関係が正しくなるのです。
この読書プランについて
ジェレミア・ホスフォード(Jeremiah Hosford)による読書プラン「あふれ出す聖霊とともに生きるためにー21日間の旅路(YouVersion)」は、自分の中にある自己中心を捨て去って、聖霊に満たされ、聖霊があふれ出るような人生に向かう3週間の旅路にあなたをいざないます。そろそろ普通に生きるのをやめて、聖霊があふれ出るような人生を歩み始めましょう!
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