あふれ出す聖霊とともに生きるために―21日間の旅路サンプル
神への愛を深める
ルカによる福音書10章25節~37節で、イエスは二つの問題を取り上げています。まず、イエスはすべてのいましめと預言とを「心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ」と「自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ」の二つに集約しています。それだけでなく、神への愛と人への愛を結びつけているのです。イエスはその質問をした人に聖書が一貫して指し示してきたことを明らかにされました。つまり、神を愛すれば愛するほど、人を愛するようになるということを示されたのです。人々にあわれみを示せば示すほど、どれだけ神を愛しているかを示すことになります。聖霊に満たされているのにも関わらず、愛のうちに歩めないということはありえません。
もし人種や民族、されたことや言われたことを理由に人を憎む者は人殺しですと、聖書は教えています。人殺しには神の国に居場所がないことは明らかです。御霊(みたま)のうちに歩むには、愛のうちに歩まなければなりません。すべてのいましめは愛に集約されていることを忘れないでください。
この読書プランで以前に読んだ、ヨハネの第一の手紙2章15節~17節をもう一度見てみましょう。神を愛する者と世を愛する者とについて語っています。二つの全く別のグループが存在していることに注目してください。この聖書箇所では、世とそのつかの間の快楽に愛をいだく者には、父なる神への愛がないことを示しているのです。
最後に、ヨハネによる福音書14章21節では、神のいましめを守るという、神への愛を示す方法を教えています。神のいましめを守るとき、神を敬い、畏れ、そして最終的には神を愛していることを示すことになります。
礼拝はもちろん大切ですが、神を愛するということは、日曜日の朝に神の御名(みな)を礼拝するだけではたりません。神のいましめに従うべきですし、神が愛しておられるものを愛し、互いに愛を示さなければなりません。
この読書プランについて
ジェレミア・ホスフォード(Jeremiah Hosford)による読書プラン「あふれ出す聖霊とともに生きるためにー21日間の旅路(YouVersion)」は、自分の中にある自己中心を捨て去って、聖霊に満たされ、聖霊があふれ出るような人生に向かう3週間の旅路にあなたをいざないます。そろそろ普通に生きるのをやめて、聖霊があふれ出るような人生を歩み始めましょう!
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