あふれ出す聖霊とともに生きるために―21日間の旅路サンプル
気を散らすもの
今日は、この世にあふれている、気を散らすものを捨て去ることに焦点をあてて考えてみましょう。常に気を散らされていては、神と神の御旨(みむね)に完全に従い、聖霊に満たされ、聖霊があふれ出す人生を歩むことはできません。
ピリピ人への手紙4章8節で、パウロはピリピの教会の人たちにどんなことに心をとめるべきかについて教えています。ここでは教会の人たちに心にとめてほしい事柄のリストのみが挙げられていますが、このリストに載らなかった事柄を推し量ることができます。ストレス、不安、恐れ、心配は、パウロのリストのどこにも見当たりません。その代わりに、パウロは真実なこと、尊ぶべきこと、純真なこと、愛すべきこと、誉れあること、正しいことに心の焦点をあてるようにと勧めています。この一歩を踏み出すことで、神が望まれるように考え、気を散らす原因になるものから身を守ることに一歩近づくのです。
ヨハネによる福音書17章17節では、イエスが弟子たちのために祈る姿が描かれています。 イエスは神に向かい、弟子たちを真理によって聖別してくださるようにとたのんでいます。そしてその後、イエスは何を真理と呼んでいるでしょうか。神のみことばです。この聖書の箇所を読みますと、パウロがピリピの教会に「すべての真実なことを心にとめなさい」といった本当の意味を理解することができます。
私たちは神のみことばに心をとめるように定められています。みことばが生活の中で優先されるようになれば、この世のものに簡単に気を散らされることはありません。それこそが、聖霊に満たされ、聖霊があふれ出す人生を歩むために欠かせない一歩なのです。
この読書プランについて
ジェレミア・ホスフォード(Jeremiah Hosford)による読書プラン「あふれ出す聖霊とともに生きるためにー21日間の旅路(YouVersion)」は、自分の中にある自己中心を捨て去って、聖霊に満たされ、聖霊があふれ出るような人生に向かう3週間の旅路にあなたをいざないます。そろそろ普通に生きるのをやめて、聖霊があふれ出るような人生を歩み始めましょう!
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