あふれ出す聖霊とともに生きるために―21日間の旅路サンプル
自分だけの益
今日は、現代社会でますます増えている「自分だけの益」を捨て去ることに焦点をあてて考えてみましょう。
教会の中でも、教会の外でも、自分だけに益になる野心やうぬぼれを持っていては何もできません。職場であれ、学校であれ、友人とであれ、家族とであれ、買い物をしているときであれ、指導者として奉仕しているときであれ、何のためにそれをしているのかということが重要な意味をもちます。
「自分にとって何が一番よいのか」と問うのではなく、「何が神の御国(みくに)にとって一番よいのか」ということを問いつづけるべきなのです。 完璧である神の御心(みこころ)を行う一番よい方法を探し続けることを志すべきです。
ピリピ人への手紙2章3節~4節には、何事も党派心や虚栄からしてはいけないと書いてあります。「何事も」ということはどんなこともということです。どんなことをするときも、自分自身のためではなく神の御国(みくに)のために行うとしたら、私たちの人生はどれほど違ってくるでしょうか。
コリント人への第一の手紙10章24節には「だれでも、自分の益を求めないで、ほかの人の益を求めるべきである」とあり、同じ趣旨のことが書かれています。もし、すべての人が周りの人の益のために行動するのならば、教会はどのように変わっているでしょうか。ほかの人の益を考えずに自分だけの益のために行動する人がこの世からいなくなったら、世界はどんなに変わるでしょうか。
次に周りの人のため、または主のために何かをしようと思ったら、それが自分だけの益のためにしようとしているのかどうかを神に示していただきましょう。
この読書プランについて
ジェレミア・ホスフォード(Jeremiah Hosford)による読書プラン「あふれ出す聖霊とともに生きるためにー21日間の旅路(YouVersion)」は、自分の中にある自己中心を捨て去って、聖霊に満たされ、聖霊があふれ出るような人生に向かう3週間の旅路にあなたをいざないます。そろそろ普通に生きるのをやめて、聖霊があふれ出るような人生を歩み始めましょう!
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