デイリーデボーション(グレッグ・ローリー 著)サンプル

Daily Devotions with Greg Laurie

30日中 30日

私たちの仲裁者

天国で私たちのためにとりなして下さるキリストを知ることは何という慰めなのでしょう。どうしてそれが大切なのでしょうか?悪魔があなたの耳元でこう囁くからです。「好きに罪を犯したらいいさ。誰も気づかないから。黙っていればバレることはないさ」そして罠に引っかかってしまい、過ちを犯してしまうのです。

とたんに悪魔は私たちの元に戻って、こう言うのです。「哀れな偽善者よ!お前に神に近づく価値があると思っているのか?神がお前の祈りを聞いてくれるとでも思っているのか?」悪魔は誘惑と共にやって来て、私たちが誘惑におちいると、そのことを糾弾するのです。

イエス様が弁護士、悪魔が検察官として、法廷を想像してみて下さい。悪魔は神の前で昼夜、私たちを訴えると聖書にあります。(ヨハネの黙示録12:10参照)悪魔は神様に対してこう言っているのです。「いいですか、この人はただの偽善者です。彼女は良いクリスチャンではありません。彼女の祈りに応えるべきではありません」

するとイエス様がこんな風に答えます。「もちろん彼女が間違いを犯したことは知っている。それでも私は彼女を愛して、彼女のために取り成している」これこそ私たちの仲裁者であり、私たちのために神様の御前でとりなして下さっているのです。

イエス・キリストが復活したということは、私のために天国でとりなして下さっているということです。ローマ人への手紙8章34節にこうあります。「だれが、わたしたちを罪に定めるのか?キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのである」

また、ヘブル人への手紙7章25節にはこう書かれています。「そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである」

クリスチャンになることは難しいことではありませんが、神様の助けなしでは不可能なことです。イエス様が死んで再び復活され、天のお父様の御前で私たちのためにとりなして下さっているのです。

まとめ:告発者は罪に問うことを追い求めるが、復活されたイエスはあなたの代わりにとりなすことを求める。

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この読書プランについて

Daily Devotions with Greg Laurie

牧師グレッグ·ローリーによる、神様の御言葉をもとにした30日間のデボーショナルプラン。率直な会話形式のスタイルで、わかりやすく聖句を解説してあり、クリスチャンとしての日々の生活の中で「神を知り、神に知ってもらうこと」の助けとなるでしょう。

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We would like to thank Greg Laurie and Harvest Ministries for providing this devotional. For more information, please visit: www.harvest.org