デイリーデボーション(グレッグ・ローリー 著)サンプル

Daily Devotions with Greg Laurie

30日中 1日

最期の愛

こんな質問を聞くことがあります。「罪を犯した人の最期の祈りを、神様は聞いてくれますか?たとえとても大きな罪を犯した人でも?神様はそのような人でも赦してくれるのですか?」

間違いなく赦してくださいます。私たちが愛する人の中で、信仰告白をしないまま亡くなってしまった人もいるでしょう。その人は天国に行くことができないと決めつけてしまうかもしれません。私たちに、わかることではありません。その人と最期まで一緒にいましたか?息を引き取るのを看取りましたか?その人がイエス様を呼ばなかったと、どうしてわかりますか?

私たちにわかっているのは、神様はその人を愛し、救いたいと願っておられるということです。テモテ人への第一の手紙2章4節にこうあります。「神は、すべての人が救われて、真理を悟るに至ることを望んでおられる。」

ユダがイエス様を裏切ろうとゲッセマネの園に来たとき、イエス様は言いました。「友よ、なんのためにきたのか?」(マタイ26:50)イエス様はユダに悔い改める最後のチャンスを与えました。もしユダがそこですぐにやめて、「主よ、私が間違っていました。自分でも何を考えていたかわかりません。許してください」と言ったならば、イエス様は彼を赦したとわ信じています。なぜでしょう?神様がこう言っているからです。「わたしは悪人の死を喜ばない。むしろ悪人が、その道を離れて生きるのを喜ぶ。あなたがたは心を翻せ、心を翻してその悪しき道を離れよ。」(エゼキエル33:11)イエス様は最後までユダを愛しておられました。ユダはイエス様の友でした。その友に裏切れ、イエス様はとても傷つきました。

誰もが天国に行くという偽りの安心感を与えるつもりではありません。すべての人が天国に行けるわけではありません。しかし、誰かが人生の最期に主を求める時、主は罪を赦してくださると思っています。

まとめ:たとえ人生の最期であっても、主はあなたの祈りを聞いてくださいます!

著作権©2012年 Harvest Ministries不許複製・禁無断転載

聖書の引用箇所は口語訳聖書より引用しており、日本聖書教会の使用許可に基づいています。不許複製・禁無断転載
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この読書プランについて

Daily Devotions with Greg Laurie

牧師グレッグ·ローリーによる、神様の御言葉をもとにした30日間のデボーショナルプラン。率直な会話形式のスタイルで、わかりやすく聖句を解説してあり、クリスチャンとしての日々の生活の中で「神を知り、神に知ってもらうこと」の助けとなるでしょう。

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We would like to thank Greg Laurie and Harvest Ministries for providing this devotional. For more information, please visit: www.harvest.org