聖書から学ぶリーダーシップの成長サンプル
大胆に期待する
私はLife.Churchというすばらしいミニストリーに参加しています。そして、「大胆に期待する」というコンセプトを深く追求する価値観を、共有しています。これは皆さんに知ってもらいたいことの一つです。
私たちは、信仰に満ちあふれ、大胆に考え、すべてを賭けるリスクを恐れない者だということです。
小さな考えや無難な生き方で神を軽んじることはありません。
神や神があなたの人生に用意してくださっていることを、どれほど制限しているでしょうか? 真剣に考えてみてください。あなたの中にある大きなアイデアや大胆な祈りは、神がこの世界であなたに持っておられる望みやご計画と、どれほど一致しているでしょうか? もしかしたらそれとは逆に、失敗への恐れを克服できずにいるか、神があなたの頑張りや願いにあまり関心がないと感じていたりするかもしれませんね。
どんな場所に身をおいていようとも、神はあなたを大切に思われていることを、実感してください。神の計画は私たちの計画よりもずっと良いものです。神は私たちが求めまた思うところのいっさいを、はるかに越えてかなえて下さる準備をしておられるのです。このことを知ったとき、私は自分がまだ目標を小さく掲げたり、無難な生き方をしたりして、神に限りがあると考えていることに気づきました。正直、そうしていた自分が恥ずかしいですし、認めたくもありません。「YouVersion聖書アプリの創設者のひとりが、そんなに考えが小さいなんてことがあるだろうか?」と、疑問に感じるかもしれませんね。それは私自身も何度も思い返す代表的な例です。
私たちがYouVersionを始めたとき、最初は重くてパッとしないウェブサイトでした。この小さなアイデアから何ができるのか、神が何を用意してくださっているのか、全く予想もつきませんでした。中途半端なアイデアからのスタートでしたが、今となっては世界中の国々と地域のスマホで、タブレットで、コンピューターで、またそれ以外のさまざまなスマートデバイスで、どんな瞬間も人々が聖書に関わっている様子を見ることができます。すべての栄光と賛美を神に帰します! 神に従っていくにつれ、神がそれを祝福し、命を吹き込もうとしてくださっていることに私たちは気づくことができました。神の栄光のために従順にささげ、信仰をもって一歩踏み出すそのとき、神はいつでもそれを祝福する準備をしてくださっていることを思い出します。
YouVersionはひとつの例にすぎません。信仰をなくしたこともありましたが、今振り返ってみると、多くの努力やチャレンジを、神が祝福してくださっていたことがわかります。皆さんはどうでしょうか? 無難にやり過ごそうとしていることはありませんか? 自信をもって答えられない方は、自分はどんな失敗を恐れているだろう? と問いかけてみると良いかもしれませんね。拒否されること、自分が十分でないこと、あるいは価値がないことに対する恐れかもしれません。これらの恐れは、無難にこなすことや、神が私たちを通して働かれる力を制限してしまうことにつながるでしょう。
神が何をなされるかに大胆に期待することは、リーダーシップを高めるための根本的な土台です。神がなされることに期待し、不可能と思えるほどの目標を目指すことが、大胆に期待するということです。信仰をもって信じ、未来に進んでいくことは、キリストに従う者として私たちが歩む旅路の一部分です。
毎日のあらゆる瞬間に、何を考えるのか、何を信じるのか、私たちは選ぶことができます。私たちは自分が何を考えるのか、選ぶことができるのですから、賢く選びましょう、そして神の栄光となることを選びましょう。今日の読書パートに入るにあたり、ヨナタンと彼の武具を持つ人の物語を真剣に消化してみてください。彼らが持っていた大胆な期待の感覚をつかんでみてください。私たちの毎日の決断はヨナタンの決断とはあまり似ていないかもしれませんが、私たちの信仰と心構えは、それにならうことができるでしょう。
「神様、いま、あなたのみ言葉を開きますから、どうぞ私に語りかけてください。あなたのみ言葉が私の霊に深く豊かに注がれ、あなたをたたえ、賛美する信仰と勇気を与えてくださいますように。」
この読書プランについて
今日、リーダーシップを成長させることは、ますます大切になってきています。変化し続ける環境を乗り超えるために、リーダーシップの能力を広げ、拡大し、最大化し、成長させていかなければなりません。急速に進化するテクノロジーや、雇用・チームのダイナミックな変化、経済状況の変化は、私たちが直面する課題のほんの一部です。しかしリーダーシップを成長させるのは職場だけに限りません。家庭や人間関係においても、リーダーシップを発揮していく必要があります。今すぐ飛び込んで、実践的かつ現実に即したリーダーシップを学んでいきましょう。
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