聖書が教える神サンプル

主は救ってくださる

「名は体を表す」という表現がありますが、人の名前からはどれだけのことが分かるでしょう。ちなみに、人の名前からは大したことはわかりません。たとえば私の名前はマークですが、何の意味はありません。私の両親は、音の響きが気に入ってこの名前を付けたのでしょう。

しかし、神がご自分につけた名前にはとても大切な意味が含まれています。イエスという名前を考えてみましょう。聖書のマタイの福音書1章には、ヨセフという大工の元に天使がやってきて、ヨセフがこの世の救い主の継父になることを告げました。「マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です」（21節）。

イエスという名前は「主が助ける」という意味です。すごいと思いませんか。天におられる神が、私たちを天国に連れて行くために、わざわざこの世に来てくださったのです。