希望の光―世界的な感染拡大の中でサンプル
このような状況の中で、どう人々にこたえよう?
困難な状況にあるとき、私たちは自己中心的になってしまいがちです。ですが、イエスが父なる神に従って、私たちに向かって示してくださったのと同じような心がけでいること、犠牲の愛や自らをかえりみない愛を持つことを、私たちは命じられています。
聖書の原文のこの部分では、偽善や偽りの愛ではなく、まことの愛を命じています。私たちは、互いに、まことに、愛し合いなさいと命じられているのです。
隣人を愛するということは、ときに犠牲を伴います。イエスが大きな犠牲を払って私たちを愛してくださったのと同じように、私たちは互いに愛し合わなければなりません。たとえそれが、犠牲を伴うようなことであっても、です。そうすることで、私たちは私たちの中に生きる愛を証(あかし)できるのです。
善い行いをするための十分な必要性とチャンスがいつでもあります。自分がまいた種は、自分たちで刈り取ります。善い行いをするためには、積極的に取りくむ心を持ち、いつでも始められる準備ができていなければなりません。
私たちがまわりの誰に対してもできる最善は、私たちのすべてを変えてくださったイエスの真理を分かち合うことです。これは映画の主人公のような花形の人たちへ命じられたことではありません。すべての人に向けられたものです。人々はイエスを必要としていますし、イエスはもっと多くの人を望んでおられます。イエスの御言葉に耳をすませ、聞き従い、隣人たちと分かち合いましょう。
日々理解を深めていくために
- 神について何を学べるか、今日の箇所から考えてみましょう。
- 自分自身や隣人について何を学べるか、今日の箇所から考えてみましょう。
- コロナウイルスへの対応について、今日の箇所からどのように理解が深められたでしょうか。
- あなた自身はいま、今日の箇所に従うなら、どのように行動しようと思いますか。
- 今日読んだ聖書の箇所を、誰かとシェアし、分かち合いましょう。
この読書プランについて
今、地上に生きている私たちにとって、この時代は前代未聞の時代です。歴史上私たちは、すべてを創造し、すべての主である方へと立ち返り、希望を見いだしてきました。どうして、こんなことが起こるのだろう?それに対して、神はどのようにこたえておられるのだろう?生と死における、希望とは何なのだろう?これらの問いについて、聖書ではどのように言及されているのか、見ていきましょう。
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