希望の光―世界的な感染拡大の中でサンプル
不完全な世界に対して、神はどうこたえておられるでしょう
この世界は不完全で、私たちもまた不完全な存在にも関わらず、神は救い、希望、そして福音(良い知らせ)のためにすばらしい御業をなされ、すべての人はその神の御業に応答できるのです。
不完全な自分やさばきの現実を目の当たりにして、うなだれてはなりません。むしろ、新しいことに気づく機会ととらえるべきです。その現実を受けとめて初めて神が私たちにくださった、美しく、そしてすばらしいこたえが見えてくるでしょう。
創世記3章でアダムが過ちを犯してから、堕落がこの世を支配してきました。しかし、イエスのもとでは、その悪循環は打ち破られます。私たちは人類の新たな一部として、その方のうちへ入っていくことができます。神はこの悪循環を打ち砕き、すべてを新しくされました。
神がこの世にもたらした救いは、堕落と罪からの解放です。それは神の子であるイエス・キリストが身代わりとなり十字架にかかられ、もたらされました。イエスの誕生から何百年も前に記されたこの預言は、キリストの死を詩的に描いています。
私たちはかたくなで不完全であっても、神は偉大で、慈愛に富み、情け深い方です。自らの至らなさを目の当たりにしても、自己嫌悪の殻の中に閉じこもってはなりません。むしろ私たちの父なる神に立ち返るべきです。その方は腕を広げて待っておられます。
私たちみなが望んでいる世界とは、新天新地です。神は、私たちの堕落に対して、すべてを新しくされるというこたえをくださいました。神はすばらしい御業をなされ、そしてついにはやり遂げるのです。
日々理解を深めていくために
- 神について何を学べるか、今日の箇所から考えてみましょう。
- 自分自身や隣人について何を学べるか、今日の箇所から考えてみましょう。
- コロナウイルスへの対応について、今日の箇所からどのように理解が深められたでしょうか。
- あなた自身はいま、今日の箇所に従うなら、どのように行動しようと思いますか。
- 今日読んだ聖書の箇所を、誰かとシェアし、分かち合いましょう。
この読書プランについて
今、地上に生きている私たちにとって、この時代は前代未聞の時代です。歴史上私たちは、すべてを創造し、すべての主である方へと立ち返り、希望を見いだしてきました。どうして、こんなことが起こるのだろう?それに対して、神はどのようにこたえておられるのだろう?生と死における、希望とは何なのだろう?これらの問いについて、聖書ではどのように言及されているのか、見ていきましょう。
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