希望の光―世界的な感染拡大の中でサンプル
このような状況の中で、どう神にこたえよう?
堕落を打ち破り、新しい霊性をもたらすという御業を成し遂げるために、罪深い肉体の姿をとられた神、イエス・キリストは、地上に降り死を受け入れなければなりませんでした。しかし神はイエスを死から復活させることによって、御業の勝利と成功を確かなものとされました。いま神は私たちを、自分勝手な道ではなく、キリストを道と信じるようその御許(みもと)へ招いておられます。聖書ではこれを悔い改めと言います。この祝福は、私たちだけのものではなく、すべての世代の人のためのものです。
悩みに満ちた人生で、イエスは励ましの言葉をかけられておられます。
神の御言葉を軽んじれば、愚かだったと言うだけで済むこともありますが、状況が悪いときには大変なことになるでしょう。ただ、神の言葉を学んでいるだけではいけません。その声によく耳をすませ、従い行う人になることこそが大切です。神はあなたに何を語られているでしょうか。
私たちは人ですから、あまり分かっていないことについて話しますね。今日触れる聖書の箇所では、神はヨブに向かって、理解の範疇(はんちゅう)をはるかに超えるような、数々の問いを投げかけています。教育を受けている私たちは、「そんなこと、説明がつくよ」と思いたくなってしまうでしょう。しかし、高慢になりますと、その核心が見えないのです。神はすべてを御支配されています。人生におけるこの真理は、このコロナウイルスや自然災害のような厄災のときに、さらに大きくとらえることができるでしょう。
私たちの望んだようにされるのではなく、私たちが理解できない方法でものごとをつかさどり、ご存じである神。その方を目の前にしたとき、フグのように膨れ上がって、いっぱいいっぱいになってしまってはなりません。そうではなく、冷静になって現実をみる必要があるのです。
日々理解を深めていくために
- 神について何を学べるか、今日の箇所から考えてみましょう。
- 自分自身や隣人について何を学べるか、今日の箇所から考えてみましょう。
- コロナウイルスへの対応について、今日の箇所からどのように理解が深められたでしょうか。
- あなた自身はいま、今日の箇所に従うなら、どのように行動しようと思いますか。
- 今日読んだ聖書の箇所を、誰かとシェアし、分かち合いましょう。
この読書プランについて
今、地上に生きている私たちにとって、この時代は前代未聞の時代です。歴史上私たちは、すべてを創造し、すべての主である方へと立ち返り、希望を見いだしてきました。どうして、こんなことが起こるのだろう?それに対して、神はどのようにこたえておられるのだろう?生と死における、希望とは何なのだろう?これらの問いについて、聖書ではどのように言及されているのか、見ていきましょう。
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