身代わりとなって:受難節のデボーションサンプル

In Our Place: Lenten Devotions

14日中 5日

洗足式とは?

イエスが捕らえられ、ユダヤ人に糾弾され、ローマの法廷に引き渡された夜は、エルサレムのある家での過越の晩餐にて静かに始まりました。イエスはこの最後の時を教えのために用いました。ここでのイエスの教えと行動は、弟子たちを驚かせました。ご自身の死と復活を預言し、かがんで弟子たちの足を洗い、こう言われました。「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13:34)

真の信徒とはキリストの言葉を守る者のことだと、以前から教えてこられましたが、イエスはさらに「新しい」掟を与えられました。実際には新しいものではありません。しかし時を超えたものです。「互いに愛し合いなさい」日々の自己中心的な思い、言葉、行いが、この掟を「新しい」ものとしています。イエスの赦しという恵は、霊的なシャワーのようなもので、毎朝、私たちを新たにしてくれます。ですから、私たちもイエスと同じように、忍耐をもって、無条件の愛をもって他の人たちに接することができます。

洗足式「Maundy」は、ラテン語で「Commandment(掟)」を意味する「Mandatum」からきています。これはイエスが死ぬ前の特別な木曜日の名前の由来と考えられています。この特別な夜、神の子羊が友と過越の羊を食し、謙遜な態度で弟子の足を洗い、神の御言葉の秘密を明らかにする姿を思い起こす時、愛さなければという思いが与えられます。
4 6

この読書プランについて

In Our Place: Lenten Devotions

この読書プランでは、受難節のできごとに沿って、イエス・キリストが私たちの身代わりとして受けた苦難、十字架刑の宣告、死について学びます。

More

この読書プランを提供下さった、Time of Grace 教会に感謝致します。より詳しい情報については、こちらのウェブサイトをご覧ください。www.timeofgrace.org