身代わりとなって:受難節のデボーションサンプル

In Our Place: Lenten Devotions

14日中 12日

永遠の命

重要なことをごく当然のことと考える傾向が人間にはあります。自動車を運転していて、前の車にブレーキランプが点いた時に「今日は摩擦の法則が働くだろうか?」などと考えたりしません。ブレーキを踏むだけです。朝、目覚めた時に「今日、地球の引力がなくなって、ゆっくり宇宙まで飛んで行ってしまうことはないだろうか?」などと考えません。足が地上につくものと信じて普通に歩き始めます。不可欠である自然の法則に特に注意を払うことはありません。しかし、イースターが起こらなかったとしたらどうでしょうか?

もしキリストが復活しなかったとしたら、キリスト教の信仰は根拠を失い、根底から崩れてしまいます。もしキリストが復活しなかったとしたら、恐ろしいことに、私たちの罪は赦されておらず、その罪ゆえに審判を受けることになります。キリストにあって眠りについている者も失われます。パウロの言うとおり、もしキリストの復活がなかったとしたら、私たちは最も惨めな者です。

しかし、聖書はこう語っています。「しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました」(コリント一15:20)イエス・キリストはよみがえりの初穂です。イエスが魂と身体の墓を吹き飛ばしたので、私たちは死ぬことはありません。イエスの復活は私たちへの赦しを保証しています。イエスのよみがえりは私たちのよみがえりを保証しています。
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この読書プランについて

In Our Place: Lenten Devotions

この読書プランでは、受難節のできごとに沿って、イエス・キリストが私たちの身代わりとして受けた苦難、十字架刑の宣告、死について学びます。

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この読書プランを提供下さった、Time of Grace 教会に感謝致します。より詳しい情報については、こちらのウェブサイトをご覧ください。www.timeofgrace.org