神の御声を聞くサンプル

従順であることが平安につながる

今日の聖句を読もう。

あなたが何か決心しようとしているときに、どうすればよいかわからなくなったり、混乱したりするならば、たぶんそれは神からの声ではなく自分自身の考えに捕らわれているのだろう。聖書はこう言う。「神は無秩序の神ではなく、平和の神である。」（コリント人への第一の手紙14章33節）神は混乱の神ではない。であるなら、混乱していると感じるなら、それは何なのか。それは、あなたの人生に語りかける神の声ではないということだ。

あなたが親であるなら自分の子どもに何かを頼むとき、プレッシャーを感じたり、戸惑ったりしてほしいと思うだろうか。そうではなく何をすべきかを完全に理解し、それに従順に答えてほしいと望んでいるはずだ。父なる神も私たちに対して、また私たちから、同じことを望んでおられる。

唯一正当なプレッシャーとなり得るのは、神が何かするように指示を出しているのに、あなたが「いやだ」と言い続けている場合だ。そういう場合には、プレッシャーがどんどん大きくなっていく。あなたが神の指示に従順に従うときには、いつも平安がある。

サタンが強迫や衝動で私たちを動かそうとするのに対して、神はいつくしみをもって、私たちを引き寄せようとしてくださる。サタンは私たちの衝動を巧みに利用して、人生を動かそうとする。それに対して神は私たちの良き羊飼いである。神は私たちをご自身と平安のほうへ引き寄せたいと願ってくださっている。

以前、ピーター・ロード（Peter Lord）氏が「神があなたに伝えたいことの9割は、励ましだ」と語っていた。もし今まで聞いた神からのメッセージが否定的なものばかりであれば、なにかがおかしい。話が混線してしまったのだ。

神があなたに何かするように指示していると思うけれど、そのことのために心配事が募るのであれば、それはサタンの欺きという混線が起きているということだ。なにかが間違っているのだ。

聖書は私たちにこう語りかける。「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。」（ピリピ人への手紙4章6～7節）