祈りを教えてくださいサンプル

祈りを教えてください

32日中 2日

コミュニケーションを妨げるもの

傲慢さ

自分に頼ること、つまり自立はいいことでしょうか。もしあなたが親なら、自分のことは自分でできるようにと子どもをしつけるために、多くの年月とエネルギーを費やしてきたはずです。自立はいいことです。しかし自分に溺れること、つまり自己陶酔はよくありません。

「なぜ、私たち人間はあまり神に祈らないか」、また「なぜ、神はもっと多くの祈りの声を聞き入れないのか」、私は一つの理由を知っています。それは人間に傲慢さがあるからです。自分の思いで一杯になり、自分ひとりで何でもできると思い込んでいる時、祈りは物乞いのように思えます。最悪の場合、祈りは時間の無駄にさえ思えます。

イエスは以下のように、「自分が天才だから大きな富を築くことができた」と思っていた農夫の話をしました。「そこで彼は、心の中でこう言いながら考えた。『どうしよう。作物をたくわえておく場所がない。』そして言った。『こうしよう。あの倉を取りこわして、もっと大きいのを建て、穀物や財産はみなそこにしまっておこう。そして、自分のたましいにこう言おう。「たましいよ。これから先何年分もいっぱい物がためられた。さあ、安心して、食べて、飲んで、楽しめ。」』しかし神は彼に言われた。『愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。そうしたら、おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか』(ルカの福音書 12章17節)。

神が、クリスチャンを含む人間が苦しむことをお許しになるのは、傲慢さを戒めるためではないか、と私は思います。自分の限界、罪、そしてこの世の命がいつかは終わることを私たちが知ることは、とても重要です。私たちは毎日、神の恵みと赦しに完全に頼って生きているのです。

私といっしょに、声に出してみましょう。「主よ、私にはあなたが必要です。今日、私を助けてください」
1 3

この読書プランについて

祈りを教えてください

あなたは今の祈りの生活に満足していますか。義務的であったり、混乱していたり、まったく祈らないということはありませんか?聖書には、より良い祈りの生活の手引きとなる箇所がたくさんあります。このデボーションシリーズでは、神に祈る時間をさらに良くするための、励ましに満ちた御言葉をあなたにお届けします。

More

この読書プランを提供して下さったTime Of Graceに感謝します。出版元についての詳細は以下のリンクからご覧いただけます。:www.timeofgrace.org