わたしは選ばれた――キリストにある女性の本質サンプル
キリストにあって限界はない
人類のための神の計画において、神は男と女を創造され、キリストにあって、いかなる被造物も到達できない最高の権威ある立場に置かれました。女性は後からの思い付きや付け足しではなく、はじめから神の計画の一部でありました。
「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。」(創世記 1章27節)
アダムが創世記2章で創造され、そしてエバがアダムのあばら骨から取られ、その後人類の堕落が起こってしまいました。しかし、男であれ女であれ、キリストを信じる者は贖(あがな)われ、もはやアダムの罪の性質に縛られることはないのです。キリストの死、埋葬、そして復活を通して、神の家族に変えられているのです。
この読書プランの初めに、私たちはキリストにある真のアイデンティティについて考えました。このアイデンティティによって、神の家族の一員になることの新しい可能性と恩恵がもたらされます。この恩恵をただ受動的に待つのではなく、信仰を持ったらすぐにキリストにあって享受できるのです。
民数記27章5~10節に、ゼロペハデの娘たちが考えられない嗣業(しぎょう)を要求したことが書かれています。慣例上男性の相続人にしか引き継ぐ資格がなかったため、ゼロペハデの娘たちに属すべき土地であっても、女性であるゆえに嗣業とは認められなかったのです。
しかし、モーセの律法の規定に対して、神の恵みが例外事項を生み出しました。そしてこの恵みの介入によって、この例外事項が当時の慣習の中で他の女性たちにも適用される規定となったのです。神の恵みがゼロペハデの娘たちの必要を満たしたように、キリストを信じるあなたにも同様の、いやそれ以上の必要が満たされるのです。
あなたの暮らしと信仰生活に必要な全てのものは、キリストにあってすでに満たされているのです。
キリストにある女性のあなた、そのアイデンティティを意識して生活してください。
困難な環境に直面する時に神の恵みの福音にとどまりつつ、あなたの新しく創造された内面をしっかり保ってください。そうすることによって困難を克服する強さを持つのみならず、神のあらゆる祝福が私たちの人生に降り注がれるものとなるのです。
このシリーズを閉じるにあたり、以下の文言を自ら力強く宣言しましょう。
宣言
- 私はキリスト・イエスにあって神の義となりました。
- 私は主に贖われた者です。
- 私は天のお父さまから愛されています。
- 私の全ての罪は赦されています。
- 私は神に熱烈に愛されています。
- 私は力強い神の御手(みて)によって助けられています。
- 私は神によって保たれ守られています。
- 私は天使の助けを喜んでいます。
- 私が与えられている祝福は取り消されることがありません。
- 私は永遠に赦されています。
- 私は主に癒された者です。
- 私は神に与えられた健康を享受しています。
- 私には神の親切心と知恵が与えられています。
- 私は全ての行いにおいて花開き、実を結び、秀で、そして栄えます。
- 私は多くの油注ぎを受けています。
- 私に逆らうものは何もありません。
- 私の手にあるものは何も滅びません。
- 私は決して立ち止まりません。
- 奇跡は私にとっては自然な出来事です。
- あらゆることがらが相働いて私の益となります。
- 神の私に対する愛は、悪魔の私に対する憎しみよりも大きいのです。
- 恵みが私のために働いているのです!
この読書プランについて
女性として生活する中で、私たちはしばしば多くの異なった役割を担っています。ですが、この忙しさの中でも、私たちの本質を忘れてはなりません。それは、神に選ばれた女性、またはキリストにある女性としての私たちのアイデンティティです。このアイデンティティこそが、私たちの人生の基盤となり、神や周りの人たちとの関係を形成します。これからの3日間、一緒にこのアイデンティティをより深く探求していきましょう!
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