一つの事サンプル
最も重要な「一つの事」とは何か? 二つ目のヒントは、詩篇 27篇 4節の次の要素である「求める」にあります。
私が求める「一つの事」
弟子たちに祈り方を教えた直後、イエスは弟子たちの興味をそそる話をします。頼みごとがある男が、自分の要求が聞き入れられるまで友人宅のドアを叩き続けるという話です。求める人はそれを見つけることができるのです。男は、その厚かましさ、または大胆さのために、必要なものに近づくことができました。
私たちは皆、何かを求めていますが、本当に求めているものは何でしょうか?
自分自身の利益や願望でしょうか? それらは良いこともあれば利己的なこともあります。ですが、「一つの事」以上に、私たちが求めるべきことはありません。
詩篇 14篇 2節には、神をたずね求める者があるかないかを知るために、神は私たちを見ておられると書かれています。
神を求める最善の方法は、み言葉の中に神を見出すことです。何かに対する答えや知恵、導き、指示、信仰は、すべて聖書の中に見出すことができるのです。
み言葉は、単なるページに並んだ言葉ではありません。み言葉は、聖なる神の生きた言葉です。神は、私たちが神を追い求めるよう命じられました。神を追い求める最善の方法は、神とともに時間を過ごすことです。聖書を開くたび、著者であるお方とともに時間を過ごすことができるのです。
み言葉を読むときのポイント
- まず祈りましょう。み言葉を通じて、神がご自身を明らかにしてくださることを求めます。
- 一貫性を持ちましょう。毎日同じ時間に、聖書を読んで勉強します。
- 自発性を持ちましょう。み言葉を開くために必要な時間を、自ら見つけます。
- もう少し時間をかけましょう。み言葉の中で神と過ごす時間が増えれば増えるほど、その時間をもっと増やしたいと思うようになります。
- 日記を付けましょう。その日に読んだところから、重要な考えや祈りを書き留めます。
- 瞑想しましょう。一日を通して、み言葉を心に染み込ませます。
- 聖書学習ツールを使いましょう。こうしたツールは、み言葉の真理の解き明かしに役立ちます。
あなたが一心に神を尋ね求めるならば、神はあなたにお会いになります(エレミヤ書 29章 13節)。
「体験を求めるのはやめましょう。神を、神を知ることを、神の臨在を、神を愛することを求めましょう。自分自身、そしてそれ以外のすべてのものに死ねば、あなたは完全に神の中に生き、神のために生き、自分自身を完全に神に捧げることができるのです。もしあなたの中心に神がおられるなら、あなたは大丈夫です。」 ー マーティン・ ロイドジョンズ(David Martyn Lloyd-Jones)
この読書プランについて
この読書プランでは、気が散ってしまいがちな世の中でイエスのために生きることの意味を見つけていきます。この世界はとてつもない速さで動いており、私たちが対応しきれない量の情報に溢れています。現代社会は、このまま変わることがないのでしょうか? 変化のスピードを落とすことはできないのでしょうか? その答えは、詩篇 27篇 4節に、そしてアンドリュー・カートリッジ(Andrew Cartledge)牧師による「一つの事」というメッセージシリーズに見つけることができます。
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