大丈夫じゃない!サンプル
野球をやったことがある人なら、あるいは、少しでも野球のことを知っている人なら、「打者は投げられたボールを打つ」というルールをご存じですよね。子供にTボールを教える時でも、大リーグのコーチでも、そのためのアドバイスは、みんな同じ。「ボールから目を離さないこと。」
それだけでボールが打てたら、いいですよねぇ!ボールから目を離さないだけでヒットが打てるなら、誰でも大スターですが、そうは問屋が卸しません。
心配ごとや不安を抱えている時、誰かに「神を信頼するんだよ」と言われたら、あなたはこれと同じように感じるかもしれません。もちろん、それはとても良いアドバイスに聞こえます。 でも、「ボールから目を離さない」ことが、言うほど簡単ではないように、「神を信頼する」ことも、決して簡単ではありません。ストレスで疲れ切っている時、実際にどうすれば、イエスにフォーカスすることができるのでしょうか?
「イエスを信じる」ことは、言うほど簡単ではない。聖書を見ると、パウロもそう思っていたことが分かります。ピリピ人への手紙の中で、イエスを信じるとは現実的にどういうことかを、パウロはひとつひとつ説明しています。
神を信じる時に一番初めにすることは、自分の思い煩いを神に伝えること。パウロは、そう語っています。そして神は、私たちの思い煩いのすべてを超えた平安を与えてくださると、約束してくださっています。「神を信頼すること」は、すべての問題が消える魔法の言葉ではありません。でもそれは、心配を克服するために必要な、最初の一歩です。
この読書プランについて
この学びでは、私たちの生活にある四大ストレスの原因を取り上げ、それぞれの原因の中で、神の言葉がどのように私たちを慰め、導き、助けてくれるかを見ていきます。あなたが「大丈夫じゃない!」時にイエスが私たちにしてくださること、あなたが周囲に拒絶された時に神があなたに知ってほしいと思われていること、正しいことをするのが難しい時にするべきこと、そして、心配ごとがある時に御言葉(みことば)を読むこと、について話していきます。
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