5日目

今週は、聖書に登場する人物たちが将来に対する恐れや不安をどのように克服したかを、時間をとって学びました。彼らは不安を抱えながらも、揺るがない神のご性質に信頼することを学びました。また、聖霊についても学びました。聖霊は私たちと共にあり、神が人と共に住まわれることを表しています。

将来を考えるとき、まず頭に浮かぶのは、次に進むステップや 5年後の目標、あるいは今週の課題などかもしれません。将来には、興奮や恐怖、圧倒される感覚、そして希望が同時に感じられることがあります。しかし、時間の枠を超えて、さらにその先を見据えて考えてみましょう。聖書には、「勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐであろう。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。」と約束されています。

天国を思い描くとき、十二の真珠の門や、すきとおったガラスのような純金の大通り、碧玉やサファイヤ、めのうなどで飾られた新エルサレムの輝きを見ることができます。これらのイメージは聖句に記されているものですが、それはほんの始まりに過ぎません。現実に経験するものに比べると、これらの美しいイメージは色あせて見えてしまうでしょう。

イエスによって、私たちは完全な楽園で神と共に過ごし、主を礼拝する永遠の恵みを受けました。神は私たちの目から涙を全くぬぐいとり、もはや死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない、新しい天と新しい地で、永遠に過ごす恵みが与えられました。聖句は「もはや死はない、悲痛、泣くことや痛みももうない。なぜならこういう事柄はもう過ぎ去ってしまった。」と言っています。主は「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」と言われました。これが私たちの待ち望む新しい天と新しい地であり、私たちの希望なのです。

次にできること
最近、将来のことで不安や戸惑いを感じたら、改めて将来について考えてみましょう。神と時間を過ごし、心を静めていただくよう祈りましょう。そして、主が約束された勝利と、その約束から得られる平安、そして天国で共に過ごす永遠の平和に感謝をささげましょう。