時を超えた驚き ― New Life Churchのクリスマスのための読書プランサンプル

Timeless Wonder | a Christmas Reading Plan From New Life Church

19日中 10日

10日目

ルカによる福音書には、イエスの母の姿が記されています。御使ガブリエルが現れて、処女であるマリヤが「いと高き者の子」を身ごもると言われた時、最初はひどく胸騒ぎを覚えましたが、「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身になさいますように」と答えました。(ルカによる福音書 1章 38節)

作家のティム・ケラー(Tim Keller)は『Hidden Christmas(隠されたクリスマス)』という本でマリヤの言葉の意義を説明しています。

古い訳の聖書(欽定訳聖書)では「あなたのお言葉通りにわたしに与えてください」と書かれています。これらはイエスの「わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」(マタイによる福音書 26章 39節)という言葉に酷似しています。イエスが何をなされるのかを知らないまま、マリヤは従ったのです。マリヤがイエスのために払った犠牲とは比べられないほどの、すばらしい永遠のいのちをイエスはマリヤに与えてくださいました。マリヤはこの世での評価を下げることを受け入れ、神の子が天から地上に降りてくる道のりを理解していました。厳しい状況の中でも、神のみ言葉を信じて従いました。それは、すべてを犠牲にすることを覚悟してのことでした。その従順によってもたらされた、永遠のいのちにあずかる救いを思いめぐらせましょう。それは私たちみんなにとって永遠の重みをもつ栄光なのです。

マリヤはわが子を失うという、想像を絶する痛みを経験しました。その死を見守った後、墓が空になっているのを発見し、復活したイエスに会ったのです! 痛みと悲しみを知る一方で、計り知れない喜びも経験しました。マリヤは物語の初めから、どんな痛みや状況にも屈せず、神に従い続けました。マリヤもまた、イエスのように、自分の思いを主にゆだねました。何よりも主のみこころを求め、自分の思いよりも優先したからです。

次にできること
あなたの人生で、神に従うことを妨げる状況に心を奪われていませんか? 神のみ心に従うために、自分を捨てることができるよう祈りましょう。イエスの言葉に倣い、今日の困難な状況にも打ち勝てるように祈りをささげましょう。「わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」(マタイによる福音書 26章 39節)

9 11

この読書プランについて

Timeless Wonder | a Christmas Reading Plan From New Life Church

この3週間にわたる読書プランは、神がその御子イエスを通して私たちのもとに来られたという時間を超えた驚くべき事実について詳しく説明します。プランは月曜日から始めるように作られていています。それぞれの週末には内容が短くなっていて、休息を意味すると同時にホリデーシーズンに思いをはせるように意図されています。ぜひ参加してキリストの誕生が私たちの将来、現在、過去にどういう意味を持っているかを一緒に学んでいきましょう。

More

このプランを提供してくださったNew Life Churchに感謝します。詳しくは、こちらのウェブサイトをご参照ください。 https://newlifechurch.tv