時を超えた驚き ― New Life Churchのクリスマスのための読書プランサンプル
8日目
試練の中で、時に信仰が揺らぐことがありますが、主はすべての祈りを聞いておられます。身体的または感情的な傷が生じたとき、周りの人たちは普通、同情と理解を示してくれます。しかし、時間がたつと同情は薄れ、臆測が生まれるようになります。原因は自分にあるのだろうか? それは罰なのだろうか? 主に見過ごされてしまったのだろうか?
エリサベツは不妊の女であり、ザカリヤと共に年老いてもなお、子を授かれませんでした。当時、不妊は多くの夫婦にとって大きな悩みでした。特にその時代では、不妊が否定的に見られ、批判されることもあり、エリサベツとザカリヤは深い痛みと恥を感じていました。子供が与えられないと悟ったときから、彼らの痛みは続きました。
何年も痛みが続く中で、どうすれば神の前に正しく、信仰に従い続けられるのでしょうか?
エリサベツとザカリヤは、子供を望みながらも、その実現が遠のく日々の中で希望を持ち続けました。また、聖職者としての家族の役割にも忠実であり続けました。涙を流しながら種をまく者は、喜びの声で刈り取ります。主の戒めと定めを守り続けることで、試練の中でも主を信じて歩むことができます。なぜ私たちが痛みを持つのか分からなくても、主を信頼することはできます。なぜなら、主は主であるからです。
ある日、エリサベツとザカリヤの祈りが現実となり、天使がザカリヤに神が子供に関する祈りを聞き届けたことを告げました。人間には不可能と思われたことが神によって突如現実となったのです。私たちは、善を行うことに疲れてはなりません。神は私たちの痛みをすべて見ておられます。歴史を振り返ると、偉大な慈しみの前には、いつも大きな苦しみがあったことを忘れないでください。同じ神が、イスラエルが奴隷であったときも、ダビデがサウロから逃れていたときも、エリザベツが心を痛めていたときも、全てのなげきを聞き届けていました。その同じ神が、あなたが口にする全ての言葉に耳を傾けているのです。
今週は、今ある痛みに向き合いましょう。哀れむのではなく、その痛みが神とのつながりを深め、信仰を示す機会となるからです。主が主の言葉に誠実であって、試練を通して得る喜びがそこにあるからです。周囲の状況を避けるのではなく、神を全身全霊で求める者に与えられる慰めに身をゆだねましょう。
次にできること
あなたの生活のなかで生じる痛みは何ですか? 祈りをあきらめず、神の存在が与える慰めを求めましょう。今日もう一度、祈りの中でその痛みを主にささげ、主への信頼を新たにしましょう。
この読書プランについて
この3週間にわたる読書プランは、神がその御子イエスを通して私たちのもとに来られたという時間を超えた驚くべき事実について詳しく説明します。プランは月曜日から始めるように作られていています。それぞれの週末には内容が短くなっていて、休息を意味すると同時にホリデーシーズンに思いをはせるように意図されています。ぜひ参加してキリストの誕生が私たちの将来、現在、過去にどういう意味を持っているかを一緒に学んでいきましょう。
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