意見の合わない人の愛し方サンプル

How To Love People You Disagree With

5日中 4日

恵みと真理

私たちは人生といういろいろな個別教室で学び、生きています。というのは、他の人の経験から教えられることがあるからです。中には、神様のおかげでトラウマ的な出来事に耐え、生き残り、贖(あがな)われ、イエスさまにあって完全に新しくされた人もいますが、これはすべての人に当てはまることではありません。ある人は、苦痛と混乱のため、神様から離れてしまいました。その結果、イエスさまに従う私たちとは、かなり違う視点になりました。

自分と異なる信念を持つ人に出会った時、自分がイエスさまの代弁者であることを理解する必要があります。神様が私たちを用いて、彼らの人生を変えようとなさっているのかもしれません。ここに恵みに満ちた真理が介入するのです。多くの場合、考えが合わない時、私たちは怒りがこみ上げ、自分の信念や神様さえも守ろうとします。そのような時こそ真理を話すことができますし、そうするべきなのです。しかし同時に、聖霊に導いていただくと、罪の欲望に陥らずに済みます。聖霊に導かれるままに歩むとき、御霊の実である、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、柔和、自制を示すことができます。

もし明らかに違った信念を持つ人と議論になったら、すべての答えを持ち合わせていないと認めても良いのです。イエスさまに従う者として、私たちは神様についてすべてを知っている訳ではありません。もし知っているなら、神になれます。けれども、アンディ・スタンリー牧師が言うように「何かを信じるのに、すべてを理解する必要はない」のです。ですから、正直にあなたがまだ信仰を学び、成長している段階であることを伝えましょう。

結局は、考えの合わない人がいることは、人を強くしてくれるのです。もし周囲に気の合う人ばかりいたら、いつまでたっても成長しません。そして、人から学ぶことで考え方が変わっても良いのです。政治的な問題について、ある人の考えを聞き、その人に賛同することもあるでしょう。けれども、キリストに従う者として忘れてはいけないことがあります。神様からの召しというのは、「真理」を独自の考えに合わせて変えることではありません。私たちは、神様の真理に従って生きるのですから、常に神様の視点に合わせる必要があります。

イエスさまに従う者として、ある話題について自分の信念に熱中するあまり、隣人を愛するということを忘れてはいないでしょうか。神様はその人々のために御子(みこ)を遣わし、死んでくださったのです。隣人を愛することより、自分の立場を重視しているとしたら、とても的外れなことをしていることになります。霊的な召しよりも願望の方が強くなってはいけません。そうなると、私たちは天の父をたたえるのではなく、地上の物事をたたえることになってしまいます。

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この読書プランについて

How To Love People You Disagree With

世界には80億人の人々が住んでいますが、すべてのことについて完全にあなたと考えが同じという人はいないでしょう。社会的不公正、政治、時事問題、宗教など、私たちにはそれぞれ、個人的な視点があります。けれども、違いがあっても、私たちは共通点を見つけることができるし、見つけるべきなのです。この5日間の読書プランで、恵みと優しさを添えて真理を語ることで、人々を愛し、尊敬し、共感する方法を学びましょう。

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