意見の合わない人の愛し方サンプル

How To Love People You Disagree With

5日中 2日

敬意を払おう

相手に敬意を払うとは、その人を尊重することを意味します。たとえ相手のスタンスに同意できなくても、敬意を持って接することはできます。それは、感情の問題ではなく、行動で示すことです。

どうやって相手に敬意を払えばいいか学びたいなら、考えの合わない人と共に過ごしてみてください。相手の視点や信念が完全に間違っていると思うとき、敬意を示すのはとても難しいことです。自分と同じ世界観や信念を持たない人と接するときに、いくつかできることがあります。

敬意をもって質問しよう
敬意をもって質問すると、その人がなぜそのように信じているのかを知る扉が開くのです。その人の心の中を見て、その人の本当の姿を知ることができるのです。相手が意見を述べたとき、見下すような発言をせず、尋ねてみましょう。「どうしてそのように考えるようになったのですか」と。私たちは他人を尊重することを実際の態度で示すことができます。それは質問方法や質問への答え方によってです。

意地悪を言うのはやめよう
誰かと意見が合わないことは大したことではなく、ヒートアップしなければ対処も容易です。しかし残念ながら、他の人が自分と同じ見方をしないと、私たちは気になってしまいます。そうなると、怒りを言葉にし、同様に怒りを顔に出し、修復が不可能でなくても、無理かもしれない、というところまで傷ついてしまうのです。ですから、自分がどのように扱われたいかを考えてみましょう。意見が違うからといって意地悪を言うのはやめましょう。

争いを避けよう
争いのほとんどは無意味です。私たちには日々限られたエネルギーしかありません。ソーシャルメディア上のものを含め、無駄で時間の浪費になる論争にそのエネルギーを費やせば、身近な人との関係には何も残らなくなります。こう言うかもしれませんね、「でも、私の言いたいことを聞いてもらわないと!」なぜ?議論に勝つためですか?賢そうに見えるから?私たちは人を変えることはできません。私たちはただ自分自身を変え、どのように反応するかをコントロールすることしかできないのです。議論好きな人に行動を左右されないようにしましょう。もし相手が議論したいだけなら、質問することは時間の無駄です。家族であれ知人であれ、身近な人があなたを困らせようとしているのなら、その場を立ち去ることを考えましょう。そのようなやりとりは、人間関係の橋渡しにはならず、さらに緊張させるだけです。

私たちの人生におられるイエスさまとはいかなるお方なのかという観点から、イエスさまに従う者として、自分の尊敬の基準を定めるべきでしょう。従うことを強制するのではなく、従う気持ちが生まれるようにとイエスさまは十字架上で死んでくださいました。イエスさまをすでに知っている人、そして知らない人に接するとき、イエスさまをしっかりと表しましょう。仲間のクリスチャンと愛情をもって話し合い、またノンクリスチャンには、クリスチャンのように振る舞うことを期待しないようにしましょう。私たちが人々に敬意を示して接する時、神様がその状況に働いておられると信じることができるはずです。

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この読書プランについて

How To Love People You Disagree With

世界には80億人の人々が住んでいますが、すべてのことについて完全にあなたと考えが同じという人はいないでしょう。社会的不公正、政治、時事問題、宗教など、私たちにはそれぞれ、個人的な視点があります。けれども、違いがあっても、私たちは共通点を見つけることができるし、見つけるべきなのです。この5日間の読書プランで、恵みと優しさを添えて真理を語ることで、人々を愛し、尊敬し、共感する方法を学びましょう。

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