主に従うとはどういうことか？サンプル

わたしについてきなさい

主に従うことに代償があるということは驚くに値しない。人生における最高のものは何だってそうだ。 — ルイ・ギグリオ、パッション・ムーブメント創設者

聖書の中でイエスは弟子たちに対して “わたしについてきなさい” という言葉を20回以上使われました。マタイによる福音書には、弟子たちが仕事や家族から離れてイエスに従う様子が描かれています。4章20節には、“すると、彼らはすぐに網を捨てて、イエスに従った。” とあります。さらに同22節には、“すぐ舟と父とをおいて、イエスに従って行った。”と書かれています。弟子たちの旅立ち方には大きな意味があります。彼らは、すぐさま、そして完全に.

、旅立ち、イエスに従ったのです。

弟子たちの決断に迷いはありませんでした。何も持たず、家に帰って愛する人に別れを告げることもしませんでした。イエスの呼びかけに、ただ「はい」と従ったのです。それから3年の間、彼らはイエスと行動を共にすることになりました。

多くの人が、弟子たちの行動は過激で突飛だと思うでしょう。事実、その通りでした。イエスは、単に話しかけてきただけの人。王宮に住んでいるわけでもなく、自分と同じように生まれ育った人。そして、仕えられるためではなく仕えるために来た人。そんな人に従って行くことは普通ではありません。しかし、弟子たちは従うより他なかったのです。彼らをイエスに引き寄せた、説明のつかない、見えない力があったからです。

あなたは何に、あるいは誰に従っているでしょうか？人は皆、誰かの教えや、家族が受け継いできたもの、精神的な哲学といったものに従って生きています。私たちの献身はどこかにあり、それがどこにあるのかを認めるだけで良いのです。

キリスト者として、私たちが従うべきは主イエスです。しかし、それがこの世にあってどういうことなのか、しばしばわからなくなることもあります。主に従うとはどういうことか？10人に聞けば10通りの答えが返ってくるでしょう。多くの答えは私たちの行動に関連するものです。

良い生き方をする。
人にやさしくする。
愛を示す。
教会に行く。
聖書を読む。
貧しい者に施しをする。
他人のために祈る。

悪態をつくな、だますな、噓をつくな、盗むな、人を傷つけるな、人を裁くな、「良い人になりなさい」、と教えてくれる人はたくさんいるでしょう。しかし、選ばれし者だけが、主に従うことの代償は、主があなたを通じて生きるためにあなたの命を捨てることである、と教えてくれるのです。それは、あなたが主に完全に委ねるということを意味します。

地上にあって主に従い、主に人生を委ねるとはどういうことか？主に深く結びつくことで、自分自身に別れを告げることが喜びとなり、名誉となるのです。

振り返ってみましょう

• 弟子たちがイエスの「私についてきなさい」という呼びかけにどう応えたかを考えるとき、あなたは何を感じますか？人生を完全に主に委ねるという考えに圧倒されたり、奮い立たせられたりするでしょうか？