神に耳を傾けるサンプル
「ストレンジャー」がもたらす危険
キリストの身体(であるクリスチャン)の多くが、「ストレンジャー」からの(神様からではない)惑わしの声に攻撃されやすくなっています。神様の声に耳を傾けることは、神様からではない雑音の声に邪魔されて、現実的には困難な作業になっています。悲惨なことには、そのクリスチャンたちは、神様の性質とみことばから教えられたはずの真実を疑い始めます。
私たちは、その問題の源をエデンの園の住人、イブに見ることができます。
そこで、疑問がわいてきます。
「なぜイブは、あの蛇のずる賢いまやかしに聞き入ったのだろう?」
「なぜ、彼女はその声がストレンジャーがからのものだと気がつかなかったのだろう?」
私には疑問です。
「いとも簡単に敵のウソにまんまとひかかってしまうなんて、イブは牧者である神様をどれほどよく知っていたのだろうか?」
「なぜイブはそんなに簡単にだまされてしまったのだろう?」?
私は、イブは真理を知っていたのだけれども、真理を堅く踏み固めて知っていたわけではなかったと思います。彼女は神様が「何を言われた」かを知っていましたが、神様がどんなお方か、つまり完全に信頼でき、完全に良いお方であることを十分には把握していなかったのでしょう。彼女は、神様は彼女から良い物を取り上げてしまうことは決して無いということをイヴは理解していませんでした。
禁断の実を食べる前に、イブは悪魔に気づいていないし、うそにも気づいていないし、だまされて父なる神様に反抗することになることにも気づいていなかったのです。
しかし、この言い訳は私たちには通じません。私たちは警告されていないわけではないからです。神様は偉大です。私たちは神様のみことばを真理の道しるべとして、そして、聖霊(真理の霊)を私たちのカウンセラーとして、いただいています。
それでもなお、イブのように、私たちは「ストレンジャー」のうそを聞くように引き込まれてしまいます。なぜでしょうか?
ひとつの理由は、私たちは実際に、私たちの「娯楽」を通して、敵のウソを何度も演じてしまっています。テレビ、インターネット、映画、本、雑誌、これらはほとんどの場合、神様の声を掻き消していて、私たちの社会を牛耳っています。そうでなくても、私たちはしゃべることのできない時間をこのような神様のいないウソの声で浪費しています。私たちの意識や心は希釈され、汚染されまず。そして、生きていて、活発で、鼓舞させられる神様の声を与えられずに 栄養失調にさせられます。
どうか、明日の最後のデボーションを読んでください。私たちは「羊飼いである神様をもっと知っていく」ための助けとなる考え方をまとめます。
神様への質問:私は、あなたからではない他の声に耳を傾けているのですか?
今日のお勧めの賛美:Kristian Stanfillの “My Heart Is Yours”
この読書プランについて
Amy Groeschel は、私たちの愛する父なる神様の御心が、あなたの心へ素直に伝わるようにという期待を込めて、この「7日間の聖書プラン」を書きました。あなたが、このプランによって神様に反対することを避けて、神様の御声に耳を傾ける心を起こすようになることを、Amyは祈っています。
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