マインドリセット―毒の思いを一新するサンプル
思いをテストする
ループしている(繰り返しの)、思いがあなたの人生を決定する。── スティーブン・ファーティック(Steven Furtick)牧師
私たちは毎日、たくさんのことを思っています。実に多くの専門家が、1日に60,000~80, 000という思考量を予測しています。これは、1時間あたり2,500~3,300回に相当します。すごいことだと思いませんか?
もし、私たちの思いがすべて良いものであったなら、すばらしいことです。しかし、その多くはネガティブで毒があります。良い知らせは、私たちには助けがある、ということです。自分の思いをテストするのです。ピリピ人への手紙4章8節は、物事について考えるべきかどうかを判断するための、すばらしいテストとなります。 この聖句は、真実なこと、尊ぶべきこと、正しいこと、純真なこと、愛すべきこと、ほまれあること、徳といわれるもの、 そして賞賛に値するものについて考えなさいと教えています。 それぞれの言葉について考えてみましょう。
真実なこと
私たちが考えるべき最も重要なことの1つは「それが真実かどうか」 ということです。あまりに多くの場合、私たちの思いは真実と異なります。本物で、実在し、神様の御言葉と一致するものに目を向ける必要があります。
尊ぶべきこと
私たちは神の子で、最高位の地位にあるのです!ですから、私たちの思いも、そのように崇高なものであるべきです。高慢でなくても、思いやりに欠け、人を不快にさせるようなことを思わないことです。
正しいこと
多くの人が正しい人、──決して間違わない人 になりたいと思っています。 しかし、多くの場合、「正しくありたい」という願いが自分の思いに浸透していないのです。正しい思いを持つとは、正確かつ妥当な判断ができるようになることです。
純真なこと
心と思いが純真になることは、意外と難しいことではありません。道徳的で、善良で、まっすぐで、正直なことを考えることを選ぶだけでよいのです。
愛すべきこと
普段あまり使われない言葉ですが、もっと使うべき言葉だと思っています。愛すべきことを思うとは、人生で美しいもの、素晴らしいものを見て、そのことに思いを馳(は)せることを意味します。
ほまれあること
称賛されることは、誰もが望むことです。しかし、ほまれある思いを求めているでしょうか?信頼に足る、際立った思いがあるからこそ、そのようなほまれある生き方ができるのです。
徳といわれるもの
最高の中の最高こそ、徳といわれるものです。私たちの思いがそのようであるとき、最高で、別格で、すばらしいものとなります。徳といわれる思いは、徳のある人生を送ることにつながります。
賞賛に値するもの
どのような思いが称賛に値するのでしょうか?それは、神についての思いです。神の方法、神の計画、神の創造など、数えればキリがありません。私たちの思いが神に向かうことは良いことだと断言しても良いでしょう。
私たちは毎日、自分の考えをテストすることができます。そうすれば、やがて自分の思いがピリピ人への手紙4章8節の基準に合っているかどうか、すぐにわかるようになり、多くの思いを試す必要がなくなります。
すべてのネガティブな思いを修正することはできませんが、毒のある思いをなくして、心を解放することはできます。。。その時のひとつの思いを。
ふりかえり
- ピリピ人への手紙4章8節を異なる3つの聖書バージョンで書き出し、比べてみてください。理解できるように神に求めてください。
この読書プランについて
頭の中の思いをうまくコントロールできないと感じたことはありませんか?私たちの多くは、否定的な考えや 悩み、その他、毒のある思いに苦しんでいます。この5日間の読書プランで、毒となる思いを克服し、心をリセットして、キリストに思いを集中させる方法を学びましょう。
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