いつまでも幸せにサンプル

いつまでも幸せに

31日中 27日

結婚に問題が発生した時
過去が忘れられないなら?

コミュニケーションをとること、相手の話に耳を傾けること、共感すること、感情的に相手とつながることなどは男性の課題です。一方、根に持たないようにするというのは女性が特に努力しなければならないことです。大切な記念日や、遠い親戚の名前を覚えておくのが得意なのは素晴らしいことですが、過去の古い傷の痛みの記憶に支配されるならば、怒りの感情にとらわれた囚人のようになってしまいます。

ある人がずっと昔に「ゆるして忘れよ(過去を水に流せ)」という決まり文句を残しました。でもそれは不可能です。痛みをもたらした記憶を、パソコンの消去ボタンを押すように一瞬で消し去ることはできないのです。前に進むためのコツは覚えていながらゆるすことです。

使徒パウロは過去の出来事を根に持っている人へ、素晴らしいアドバイスをしました「[愛は]礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず」(コリント人への手紙 第一13章5節)。言い換えれば、自分のパートナーの過去の罪を覚えているかもしれませんが、そのことで相手を責め続けることをやめるということです。これは自分が裁判官になり、時効を宣言する感覚に似ています。

過去に人がした悪を思わないことは、訓練すればできるようになります。あなたにもきっとできます。
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この読書プランについて

いつまでも幸せに

結婚は、神からいただく驚くべき賜物です。ところが、多くの結婚が問題を抱えます。お互いをどのように扱ったら良いか分からない、または分かっていても自分を変えたくない、といった具合にです。この読み物シリーズは、すでに結婚している人、これから結婚したいと考えている人、そして以前は結婚していた人に向けて書かれたものです。あなたの考えを、より神の考え方に近づけるために、神によって定められた結婚という神聖な制度についてのみことばに、もう一度耳を傾けましょう。

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この読書プランを提供して下さったTime Of Graceに感謝します。出版元についての詳細は以下のリンクからご覧いただけます。http://www.timeofgrace.org/