あなたを愛する父なる神サンプル

第２日
わたし自身が一緒に行くであろう。

出エジプト記で最初に語られる、神の父性の特徴はあらゆる人間関係において最も重要な要素です。神は一緒にいるということ。

「主は言われた「わたし自身が一緒に行くであろう。そしてあなたに安息を与えるであろう。」」（出エジプト記 33章14節）

モーセが自分と一緒に遣わされる人を教えてほしいと神に願った時、神は「わたし自身が一緒に行くであろう。」と答えられました。神のこの言葉は聖書のいたるところで見られます。あなたが行くところ、どこへでも、神が一緒に行ってくださるのです。

私が子供のころ、父は出張が多く留守がちでした。家族がイギリスに住んでいた時、父はアメリカでの仕事で何か月も家を空けることがあってとても寂しかったです。1970年にミルウォーキーに引っ越した理由のひとつは、家族との時間を持てるように ―父がもっと私たちと「一緒にいる」ように― するためでした。父親不在が続いた長い期間、母はいつも「父なる神」に私の目を向けさせてくれました。 母は私に、どこにいようと、何をしていようと、神が「いつも」一緒にいるのだと教えてくれました。父が不在の間、神こそが私の「父」であってほしいと願い……そして神はリアルに私の父でした。

神は、今、あなたと共にいてくださいます。この言葉をあなたが読んでいるこの瞬間にも、いつもあなたと一緒にいる父として、あなたの人生にしっかりと関わっておられるのです。どんなに高い山も、どんなに深い渓谷も、どんなに大きな川も、 神からあなたを引き離すことはできません。仮にあなたが神の前から逃げ出そうとしても、あるいは神に背を向けようとしても、あなたが足を止めた瞬間に、神はあなたと一緒に変わらずにいてくださることに気づくでしょう。

この聖句について考えてみてください。

「あなたの神、主はあなたのうちにいまし、勇士であって、勝利を与えられる。彼はあなたのために喜び楽しみ、その愛によってあなたを新にし、祭の日のようにあなたのために喜び呼ばわられる」。（ゼパニヤ書 3章17節）

神はあなたと共にいてくださるだけではなく、あなたと一緒にいることを「喜び楽しんで」おられるのです！ 神はありとあらゆる方法で、あなたを愛したいと願っておられるのです。

神さま、いつもわたしの前にいてくださることに、感謝します。私を心から愛するが故に、決して私を見放さないでくださることに感謝します。 あなたがいつもわたしと一緒にいてくださることを思い出せるよう、私を助けてください。アーメン