ラディカルな知恵ー父親のための七日間の旅サンプル

羊飼いのいない羊

子供というのは、羊のようです。自立に向かって進んではいますが、今のところ若さとエネルギーを原動力としながらも、経験が少ないことにより危険にさらされています。

羊と同じように、子供たちにも、見守ってくれる羊飼いが必要です。それはお父さんです。本当の父親を必要としています。しかし悲しいことに、私は羊飼いなしに育っていく子供たちをたくさん知っています。

あなたが、羊飼いとしての役目を誠実に果たしているお父さんなら良いのですが。羊飼いとしての父親は、はたして何をすべきなのでしょう。

1. 気にかける 羊飼いが羊たちの居場所を知っているように、父親も子供が今どこにいるのか知っているべきです。物理的に、また関係性において、そして霊的な状態において。
2. 一緒にいる 羊飼いは、羊の群れを常に一つの場所にまとめています。父親にも同じ責任があります。まずは奥さんと一緒にいるところから始めましょう。2匹の大きな羊がバラバラでは、小さな羊をまとめられません。
3. 養う 羊飼いは、羊たちにとって一番の養い手です。父親も子供たちにとってそうであるべきで、クリスチャンであるなら特に、怠け者でよいはずはありません。また、物質的に必要なものだけでなく、お父さんから子供たちへの限りない、無条件の愛と、霊的な食物を与えましょう。
4. 守る 羊飼いは羊を傷つけたり迷わせたりするものを遠ざけるためならどんなことでもします。父親も子供たちを外からの脅威から守り、そして、怒り、無神経、また放置によって子供たちを傷つけないようにしましょう。

ほとんどの父親は、99匹の群れをおいてでも、1匹のいなくなった羊を探しに行くことでしょう。あなたも同じように、子供たちを気にかけ、共にいて、養い、守ってあげられますか？

考えてみましょう 1匹の羊が迷い出たら、そのことに気づけるほどに、十分に関心を持って見ているでしょうか？